●方法俳句417・語句すり替え4・長浜勤1・2019-02-07(木)
○「箱膳のなかの春愁運びくる」(長浜勤1)
○季語(春愁・三春)(「俳句201404」より引用)※「箱膳」とは、普段は食器入れの木箱であるが、その箱に食器を盛り付けてお膳として用いるもの。【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:もちろん運んできた箱膳のなかには色とりどりの料理が入っているのだが、それを「春愁」と言い換えたのである。
●長浜勤(ながはまつとむ)
○好きな一句「早春の卵黄くらくもりあがる」2
○季語(早春・初春)(引用同上)
【Profile】:1954年生まれ。埼玉県在住。「門」編集長。「車座」により第28回俳壇賞、埼玉文芸賞受賞。
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