○次元俳句618・螺旋(空間)1・小林青波01・2023-05-05(金)
○「灯台に入り遠足が螺旋なす」(小林青波01)
○季語(遠足・晩春)(「俳句界201705」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5・忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:次元の空間としての「螺旋」は初。遠足の列が灯台の螺旋階段を登る。これまでの他分類の「螺旋俳句」は拙句の「→螺旋より螺旋を剥がし蚊遣香」、「→天地に風の螺旋や飛花落花」(しのぶ日月)、「→秋思の夜螺旋階段もわたしも水」(稲葉明日香)である。
○小林青波(こばやしせいは)
○好きな一句「猪罠が口開く猿田彦の杜」02
○季語(猪罠・晩秋)(引用同上)※猪罠(ししわな):猪をとらえる罠。猿田彦:進むべき道を照らす道開きの神。
【Profile】:1929年三重県出身。1953年「天狼」「群蜂」入会。中断を経て、1994年「鉾」、2011年「運河」同人。関西俳句大会賞、運河深耕賞受賞。
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