●次元俳句0212・遠(空間)08・舞原余史01・2015-02-01(日)
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○「芽の光遠く馬隊の背の光り」(『魚信』2007)(舞原余史01)
季語(芽・春) 「めのひかりとおくばたいのせのひかり」
【鑑賞】:遠景の馬体の背中と近景の木の芽。どちらも光を帯びて春が近づいてきました。
○舞原余史(まいはらよし)(1911~2000)
●好きな一句「雲雀野となりて礎石のただよへる」(『同上』)(「都府楼趾」の前書き)02
季語(雲雀・春) 「ひばりのとなりてきせきのただよへる」
【Profile】:岡山県御津郡出身。1937年関門馬酔会に入会。1938年「鶴」投句、→石田波郷、→石塚友二、→星野麥丘人に師事。1955年「鶴」同人。俳人協会会員。1999年「鶴」650号を記念し功労賞。
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