○次元俳句624・傾斜(空間)13・田中悦子01・2023-06-11(日)
○「ずぶ濡れて海へ傾く濃紫陽花」(『水の迷宮』2007)(田中悦子01)
○季語(濃紫陽花・仲夏)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5・忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:雨に濡れて花穂の重くなった紫陽花。陸に背を向けて海の方角へ傾く。紫陽花の坂自体も海へ傾斜しているのであろう。
○田中悦子(たなかえつこ)
○好きな一句「スパイもの二つほど観て夏終わる」(『水の迷宮』2007)02
○季語(夏終わる・晩夏)
【Profile】:1946年神奈川県横浜市出身。1969年「あざみ」入会。1988年「あざみ」(→河野南畦創刊・→河野多希女継承・→河野薫主宰)同人。2003年「ぶるうまりん」同人。
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