●五体俳句358・耳13・鈴木多江子1・2017-11-21(火)
○「ピアノ鳴る耳の中まで大枯野」(『鳥船』2016)(鈴木多江子1)
○季語(大枯野・三冬)(「俳句201706」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「ピアノ鳴る耳の中まで」と「耳の中まで大枯野」。両方の意味が融合して畳み掛ける、ダイナミックな句である。
●鈴木多江子(すずきたえこ)
○好きな一句「空也忌の口を出てゆく返り花」(『鳥船』2016)2
○季語(空也忌・初冬)(引用同上)
【Profile】:1947年東京都出身。1970年「杉」の→森澄雄に師事。1993年「貂」同人。→川崎展宏に師事。1997年、→鈴木太郎「雲取」創刊、編集長。鈴木太郎夫人。よみうりカルチャー講師。西東京市在住。
おはようございます。
大枯野だからこそピアノの音がより研ぎ澄まされて聞こえるのでしょうか、、、、。
良句のご紹介有難うございます。
ご自愛の程を。