●方法俳句358・同質回帰39・尾池和夫1・2017-11-20(月)
○「磯やせて波が波打つ雪催」(尾池和夫1)
○季語(雪催・三冬)(「俳句四季201601」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:方法の「同質回帰・因果」。「同質回帰」としては25句目。いましも雪が降りだしそうな磯浜にいます。波が打つ波。波は波へ帰る。しばし繰返しの時間の中にいます。
●尾池和夫(おいけかずお)
○好きな一句「門柱へ対に載せおく雪兎」2
○季語(雪兎・晩冬)(引用同上)
【Profile】:1940年高知県高知市出身。地震学者。京都造形芸術大学学長。元京都大学総長。理学博士。「2038年に南海トラフの巨大地震が起こる」という論文を書いている。俳人としても著書を出版。氷室俳句会副主宰から主宰就任。俳人協会評議員。
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