○五感俳句069・夢(超次元)05・綾部仁喜・2012-01-02
○「初夢の死者なかなかに語りけり」(綾部仁喜01)
○季語(初夢・新年)
【鑑賞】:亡くなった人が初夢にでてきました。その人がこんこんと作者を諭すのです。「なかなかに」表現が生きています。
○綾部仁喜(あやべじんき)(1929~2015)
○好きな一句「かたくりの花の韋駄天走りかな」02
○季語(かたくり・春)
【Profile】:東京都八王子市生まれ。1953年「鶴」入会、→石田波郷に師事。1974年「泉」入会、創刊同人。句集「樸簡」により第34回俳人協会新人賞受賞。1990年より「泉」主宰。第23回俳人協会評論賞受賞。「沈黙」により第9回俳句四季大賞受賞。
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綾部仁喜掲載句
03牛鍋や障子の外の神保町(牛鍋・三冬)〈特集364・鍋汁椀物俳句〉2018/2/2
04道幅に流るる雨や法然忌(法然忌・晩春)〈次元567ー忌日祈念日俳句・法然忌〉2022/1/25
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