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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■次元俳句622「牡丹のゆるびて妖気漂はす」(池田尚文)

2023-05-28 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句622・超次元49妖気1・池田尚文01・2023-05-28(日)
○「牡丹のゆるびて妖気漂はす」(池田尚文01)
○季語(牡丹・初夏)(「→現代俳句協会」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえせそてとにぬねのふへみむめゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:牡丹の蕾の中に秘めていたもの。それは「妖気」であった。蕾が緩んで開くことによりそれが解った。牡丹だけを見つめた「→一物」俳句。


池田尚文(いけだなおふみ)
○好きな一句「人来ては蛍の闇を増やしけり」02
○季語(蛍・仲夏)(「『俳句年鑑』2017年版(角川書店)」より引用)

【Profile】:1941年山口県出身。下関市にて「其桃(きとう)」(父・西尾其桃の遺志を継ぎ1932年西尾桃支が下関で創刊)継承主宰。「未来図」同人。「磁石」参加。


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