【フランジパニ日記】@目黒世田谷圏内・自由が丘。手相鑑定、セラピー、カウンセリング、コーチングで変化を促すサロンのブログ

手相占い、ストレスの解放、ヒプノセラピー(催眠療法)、コーチング、癒し、気づき、潜在意識などについて綴っています。

期待という傲慢さ

2011-07-23 19:39:56 | コミュニケーション
“期待をすると裏切られる”


(だから他人を信じない…)


良く聞く(?)言葉です。



この不幸は


相手も自分と同じ見方、考え方、感じ方をするものだ


と錯覚していることから起きます。



人それぞれ、見方、考え方、感じ方が異なります。



“分かってくれるはずだ”


“当然○○だ”


“常識的に考えて○○だ”


“空気を読め”


には、相手に対する甘えがあると思います。



そして、この甘えは


それを言っている本人の“傲慢さ”に映ります。



これらのことを言う人は


本当に相手のことを分かって言っているのでしょうか?



私たちは通常、言葉にしなければ


お互いに何を考えているのか伝わりません。



思っていることを口に出して初めて


お互いの考え方の違いに気づいたりします。



コミュニケーション能力を高める努力をして


相手とのラポール(信頼関係)を成立させて


相手の見方、考え方、感じ方に共感し…


そうして初めて、相手の見方、考え方、感じ方が


おぼろげながら分かってきます。



その後、相手の見方、考え方、感じ方を察して


相手が受け取りやすい言葉を用いて表現する。



そのことによって


相手は、やっと初めて分かってくれる…


かも知れない。



そんなところでしょうか?



このような努力を怠って


相手が


夫(または妻)だからとか


親(または子ども)だからとか


先生(または生徒)だからとか


上司(または部下)だからとか…



そのような


相手と自分の置かれている立場や関係だけで


勝手に「阿吽の呼吸で分かるものだ」


などと判断し


変に期待するのは


傲慢さ以外、何者でもないと思います。



もしかしたら


相手にきちんと伝えられないのは


相手に伝えることで


「相手から拒絶されるかも知れない」


とか


「相手と対立するかも知れない」


とか


「相手から嫌われたくない」


とかいう恐怖心(=保身)が隠れているのかも知れません。



このままでは


相手との関係は何も進展しないばかりか


逆に溝が深まる一方です。



自分とは違う相手を、勇気を持って受けとめ


相手に対して真摯な気持で向かい合う。


そして、自分の気持ちがきちんと伝わるように努力をする。



このことによって、協調関係が生まれたりします。
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