以前、勤めていた会社の
ある建築家の方から聞いたお話しです。
その方は建築家なので
長年、理想の家に住むことを望んでいたそうです。
そして、ついに
自ら設計して自分の家を建てたそうです。
そのとき、住み心地が良いように
色々と熟慮の末、すべての配置を決めたそうです。
設計には結構時間がかかったみたいですが
自信作の家が完成し
「とうとう念願が叶って、理想の家に住むことができた」と
とても嬉しかったそうです。
しかし
どういう訳か、住み始めて2、3年経った頃
「あれ?」と思うようになったそうです。
「ここのこの配置、こうすれば良かったかな?」
それは、そう簡単には直すことができない部分でした。
使い勝手は、初めは良いと思ったものでも
住んでいるうちに変わってくるみたいです。
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何かを進めるとき、完璧にこだわったとしても
完璧にできるものはなく
最初は良いと思ったものであっても
時間の経過や、実際にやってみて、変わってくるようです。
完璧にこだわりすぎて時間がなくなる人は
とにかく前に進むことが大事だと思うこと
が大切なのかと思います。