有閑マダムの気ままな海外生活 ~家族3人 en 日本~

メキシコシティ生活の記録(2009.4~2011.4)
広州生活の記録(2012.12~2016.3)

『わたしを離さないで』感想

2017-10-25 | メディア
ふ〜、読み終わった。
かなり暗くて重い話なので、
もう一度読みたいとは決して思わないけど、読んで良かった

主人公は、キャシー・H、31歳。
臓器提供するために作られたクローン人間。
第三部構成(文庫439ページ)

第一部
ヘールシャムでの生活

第二部
ヘールシャム卒業後のコテージでの生活

第三部
介護人としての生活

〜感想〜
この本の中には、「使命」という言葉が多く使われている。
クローン人間の生きる使命とは?
将来の夢を見ることは許されず、臓器提供するために生きるだけ。
でも、仲間と一緒に学園生活を送り、
恋をしたり、喧嘩をしたり、好きな音楽を聴いたり、
時には想像力を羽ばたかせてみたり…
そう言えば、クローン羊のドリーはイギリスで誕生したんだったなぁ、
その後、人間にも応用されてるのかなぁなんて…
自由とは?人権とは?科学はどこまで許される?
決して他人事ではないテーマだねぇ







コメント
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