『陸王』感想

『陸王』完走、改め感想。

池井戸さんの作品は、『下町ロケット』に続いて2冊目。
こんなに勇気をもらえる作家は、珍しいのでは？
新規事業、新しいことに挑戦したくなる、そんな作品。
あきらめないで、やっぱり、やってみるか

今回は特に、ランニングシューズの開発で、
マラソンがテーマなのも、読みやすかった

お気に入り箇所

p.561-562
自分が走るのは、自分にとってそれが人生そのものだからだ。そして何より、
---走るのが好きだから。

泣けてくるねぇ、この台詞
10キロ過ぎの、あのランナーズハイを体験してしまうと、わかるなぁ…

p.352
大事なのは会社の大小じゃなく、プライドを持って仕事ができるかどうかだと思うね。
本当のプライドってのは、看板でも肩書きでもない。自分の仕事に対して抱くもんなんだ。
会社が大きくても小さくても、肩書きが立派だろうとそうじゃなかろうと、そんなことは関係ない。
どれだけ自分と、自分の仕事に責任と価値を見出せるかさ。

自分の就活に活かしたいと思います