西洋の故事で
『ソクラテスの妻』というのがあります。
ギリシャの哲学者ソクラテスの妻は、大変な悪妻だったそうです。
それにちなんで、悪妻のことをさしていうとき、よくこの言葉が使われるそうです。
ソクラテス自身も、周りから、
「なぜ、そんな悪女を妻に選んだのか?」と言われると、
『馬術に上達しようと思う人間ならじゃじゃ馬を選んで乗るだろう。
じゃじゃ馬を選んで乗りこなせれば、他のどんな馬も自由に扱えよう。
私がこの女に堪えられれば、天下に組しがたい人間はいなくなるはずだから。』
と答えたそうです。
また「よくあんなにがみがみ言われても、平気で聞いていられますね?」と言われると、
『水車の回る音も、馴れれば気にならないものだ」と言ったそうです。
またある日は、悪妻が例のごとく口汚くソクラテスをののしった後、
ソクラテスの頭から水をかけた時も、
『カミナリの後には、大雨がつきものだ』と言ってのけたそうです。
実に面白い・・・。
強い人間というのは、
相手が自分をどう扱うかを気にするのではなく、
自分が相手をどう受け入れるかを決めている人だと思いました。
『ソクラテスの妻』というのがあります。
ギリシャの哲学者ソクラテスの妻は、大変な悪妻だったそうです。
それにちなんで、悪妻のことをさしていうとき、よくこの言葉が使われるそうです。
ソクラテス自身も、周りから、
「なぜ、そんな悪女を妻に選んだのか?」と言われると、
『馬術に上達しようと思う人間ならじゃじゃ馬を選んで乗るだろう。
じゃじゃ馬を選んで乗りこなせれば、他のどんな馬も自由に扱えよう。
私がこの女に堪えられれば、天下に組しがたい人間はいなくなるはずだから。』
と答えたそうです。
また「よくあんなにがみがみ言われても、平気で聞いていられますね?」と言われると、
『水車の回る音も、馴れれば気にならないものだ」と言ったそうです。
またある日は、悪妻が例のごとく口汚くソクラテスをののしった後、
ソクラテスの頭から水をかけた時も、
『カミナリの後には、大雨がつきものだ』と言ってのけたそうです。
実に面白い・・・。
強い人間というのは、
相手が自分をどう扱うかを気にするのではなく、
自分が相手をどう受け入れるかを決めている人だと思いました。