着付け教室のプロコースでは、
卒業シーズンということで、
はかまのレッスンをしています。
袴は、夏目漱石の坊っちゃんに出てくるマドンナのスタイルです。
写真を撮るのを忘れいていました。
明日アップします☆
袴のレッスンをすると、
みんな、感激します。
そして、大好きになります!
袴は、スカートのように筒になっていて、
前身ごろと後ろ身ごろそれぞれに左右長い紐がついています。
前身ごろの左右の紐を後ろにまわして交差させ、
前でもう一度交差させ、後ろで縛ります。
そして、後ろ身ごろの紐を前にまわし、
真ん中よりやや右(または左)で蝶々結びして出来上がりです。
なんてややこしい~と、思われた人も多いかと思いますが、
一つ一つの手順は、理にかなった奥深い技です。
そして、昨日始めてレッスンした生徒さんが、
最後に感動したのは、
袴のたたみ方です。
長い長い前後4本の紐を、
芸術的にたたみます。
日本人の精神がここにあるように思います。
使う時はもちろん、片付けるとき、
物を大切にする気持ちと次に使う時の事を考えての手順です。
レッスンでその精神に触れることで、
日常生活でも物を大切にする気持ちや
次に使う時の事を考えた行動が育まれると思います。