着付け教室の生徒さんが練習で使っている帯です。
アンティークの袋帯
昔の帯の生糸は、本当にいいものです。
そして、柄がなんとも美しいです。
生徒さんのですが、大好きなので、写メ撮りました。
最近、自分の短所として、
〝優柔不断”と思っている人が多くなったように思います。
でも、ふと思い返すと、
世の中が、
何でも便利で簡単で、すぐ手に入るようになったので、
決断が遅いのではなくて、
今のご時世が、決断を急ぎ過ぎているのではないかと思いました。
考える時間や余裕を持つことができず、
流れにのまれるしかない状況、
正しい判断がしにくく疲れます。
昔の着物や帯は、
今の世の中と違って、
急がされず丁寧に作ることができたのでしょうね。
だから、何十年と経っても良さは変わらない。。。
比べて、機械織りの
大量生産になっているお手頃な流行りの着物は、
数年で飽きてしまいます。
今は、便利で待たなくてもすぐに手に入りますが、
それが、考えたり工夫したりが必要なくなり、
人が自分らしさを
そぎ落としている一つの要因かもしれませんね。
結婚のパートナーを見つけるためであれば、
他はさておき、
とことん考えて、努力して、
決めてほしいと思います。