「娘と母、父と母、夫と妻、姉と妹、母と子」をテーマに、
昭和11年~平成21年を4つに分け、それぞれの時代を生きた6人の女性の姿を描いた映画です。
昭和11年では、父親が決めた縁談に納得いかない娘の話です。
結婚式前日からスタートします。
封建的な父親と従順な母親に見えますが、
娘の母親に「お母さんはお父さんと結婚して良かった?」と質問します。
「お父さんと結婚して良かったわよ。可愛い子供を3人も授かったもの。
お父さんは間違ったことは言っていない。優しい人よ。
貴方のために、一生懸命侘助さんを探してきてくれたのよ。」
母親の優しい言葉に、小さい時の両親との幸せな日々を思い出して、
愛されていたことを思い返す場面が、ジンときました。
良い縁談に欠かせないものは、
やはり「愛」ですね。