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夏井いつきさんのインタビュー記事を読んで

2020年07月11日 | つぶやき

愛媛出身の有名人といえば、

私は夏井いつきさんと言います!

2017年の愛媛国体の時に、縁あってお会いすることができてから、

テレビ番組のプレパトは観ながら、あの時の会話を思い出しています。

ある雑誌に、夏井いつきさんのインタビュー記事が掲載されていました。

最初は教員時代の懇親会の席決めに、

『俳句のくじ』にしてみようと、

やってみたのがきっかけだそうです。

そして、俳句の17音は多くを語らずに自分の心のありようを表現できるから、

自分の性に合っている!と続けられたそうです。

テレビでの添削も、本当に見事ですね。

作者も赤線引かれているときは、けげんな顔をしていますが、

添削して読み返した後の表情はすっきりして納得されていますね。

私も、自分だったら、どういう言葉を使うかなと考えながら観るのが、

頭の体操にもなって、楽しいです。

でも自分がいざ俳句を詠んでみようと思っても、

テレビの人たちのようにはいかないのが、もどかしいです。

やっぱり手ほどきがあって、上達していくのでしょうね。

 

このインタビューでは、

「人は言葉を使うことによってのみ、

お互いの意思や気持ちを通じ合わせることができます。

逆にいえば、言葉を使いこなせるようにならないと、

人と正しいコミュニケーションを取ることなんてできないんです。

例えば、話す側が自分の気持ちを正しく言葉に変換できない人で、

聞く側も相手の言葉を正しく解釈することができない人だったら、

その二人の間には不信感や争いが発生します。

それを避けるためには、

まずはひとり一人が、自分の言いたいことを

正しく言葉に変換できるようにトレーニングしないといけません。

そんなめんどくさそうな言葉のトレーニングを、

日々楽しみながらできてしまうのが俳句作りなんです。」

そして、夏井いつきさんの真髄だなと思ったのは、

「誰かが詠んだ句をこれにはどういう意図が込められているんだろうと

読み解くことは、実は人の気持ちを理解しようとするトレーニングにもなっています。

・・・相手を思いやるということは、

言葉でちゃんと通じ合って初めてできるのだと思います。

私は「俳句で言葉を育てましょう。言葉を育てないと心は育たないですよ。」

と伝えています。・・・」とありました。

辛口の添削をしても、夏井いつきさんは褒めるところから始めて、

最後に一言愛情あふれるメッセージが添えられますね。

まさに、愛情の言葉でみんな心が育っているように思います。

婚活をサポートしていて、

しゃべり過ぎる人と、しゃべらなさ過ぎる人は、

どうしても、マッチングが成立しにくいのは事実です。

そういえば、家庭や学校で、

人の気持ちを理解しようとするトレーニングは、

やってこなかったように思います。

トレーニングしていないと、

話すことが自分の感情だけで一方通行になっているから、

異性のことが理解できてなくて、

話が進まず、結婚にも進まないようです。

夏井いつきさんが言われているように、

まずはひとり一人が、自分の言いたいことを

正しく言葉に変換できるようにトレーニングするというは、

必要だと思いました。

ここだと、実際にお相手と会話したことを、

カウンセリングで添削しながらトレーニングしていけるのではと思います。