台風が去った翌日、高崎で映画を観ました。高崎まで行くと見逃した映画を観る事ができます。
1945年、ポーランドの修道院であった実話の映画でした。ソ連兵が修道女たちを襲い、その修道院のシスターたちが身ごもってしまいます。フランスの赤十字の女医がその修道院での出産を秘密裏に手伝います。閉ざされた修道院、信仰に生きるシスターたちの戸惑いと苦しみ。雪の森の中を助けを求めて歩く僧衣の修道女の姿。大昔から戦争で人間の蛮行は変わってないのではないかと、学習しない人間、これからも続くのかと思うと嫌になります。実在した医師の名前は、マドレーヌ・ポーリャック。重たい映画でしたが、最後にその修道院がポーランドの戦争孤児と生まれた赤ちゃんのための施設になることでちょっとほっとしました。
図らずも、ちょっとやってるフランス語とポーランド語の同時勉強になりました。2割程度の聞き取り?