トルンは世界遺産の街で、夜になると街がオレンジ色の光に包まれて確かに素敵なまちでした。歩道にも犬のふんなどもなくきれいに掃除もいきとどいた街でした。ここで2,3泊は私には無理かもしれません。そんなことを思いました。トルンからグダニスクに行くバスステーションでいつものように人間ウォチングしてると、ベンチに並んだ若いカップルを発見、なにやら女の子が泣いています。男の子が慰めてる風です。見送りに来てるのね、本の束の間、別れるのがつらいのね、などと観察してました。女の子の足元には大きな荷物。やがて、バスがやって来ました。男の子はそのバス見送りました。バスの行き先は、ベルリンでした。さほど豊かな感じではなかったので、きっと出稼ぎにでも行くのかしらと勝手に想像しました。
どこに行っても結局は人間が一番おもしろい。