公立高校入試まであと85日
今日は「作文」について
山口県公立高校入試には国語で「作文」が出題されています。
私の記憶をたどっていても、過去出題されなかった年はありません。
何を隠そう、私が受験した三十数年前の入試(隠してるじゃん)でも
「『立つ鳥跡を濁さず』ということわざについて文章を書きなさい。」
という題で出題されていたことを、今でも鮮明に覚えている。
にもかかわらず。。。 まだまだあまり対策をたてていない生徒が
多いような気がする。
まず、山口県の入試の作文はいわゆる「自由作文」ではないので、
条件にあてはまった内容で作文が書かれなければならない。
「注意」として、次の4つのことがあげられている。
○氏名は書かずに、1行目から本文を書くこと。
○解答欄に、8行以上12行以内で書くこと。
○段落は、内容にふさわしく適当にもうけること。
○読み返して、いくらか付け加えたり削ったりしてもよい。
問題文中に「注意にしたがって」と書かれている。
ということは、「注意」にしたがっていない文は条件にあっていない
ということになる。
それでも、Vテストの際の作文を読んでみると、以上のことがまもれて
いなくて、採点のスタートラインにすら立てていない生徒がいる。
作文の配点は、原則7点。これだけの配点がある作文でみすみす失点
してしまうのは、かなり痛い!
しかも時間配分の失敗から、まったく書けなかったとすると、その瞬間
から、7点マイナスというハンディキャップを背負って残りの4教科を
受験しなくてはならなくなるわけである。
これらのことから、作文をしっかり書けるようにしていくことが合格への
第一歩であると思う。(今日はこのへんで。以下続くかも。。。)