山口県統一 共通Vテスト

山口県の公立高校入試を真剣に考える!

5月26日(金)

2017-05-26 14:34:57 | Weblog
前回に続く

で、どうしてほしいのかというと、定期テスト(中間テスト、期末テスト)の問題は、教科書を採択している管轄ごとに教育委員会などのとりまとめ機関が作成した方がいいのではないかということ。こうすることで、学校間、教科間、市域間での問題のずれがなく、絶対評価基準を設定しておきさえすれば、どこの学校にいても、どの担任の先生、どの教科担任の先生に習っていようとも、教科に関しては同等の評価を得られることになる。確かに授業態度や提出物に関する評価、興味・関心に関する評価はこれらからは得られないが、そこは教師主観の評価として出せばいいことである。

考えてみると、これを実現することによって、学校の教科担任としての教師の評価もできる。進捗状況はどうか? 学習内容をきちんと教授できているか? 学校レベルはどのようなばらつきがあるか? などなど。。。

さらに、今SNSなどで話題になっている、「学校の先生がつくっているテストは著作権にひっかからないの?」などという教科書や問題集などの著作権の問題もクリアしやすくなるのではないか?

ただ、このことによって、中学校の定期テストの日程をすべて同日に行わなければならなくなること、学校間格差が明確になってしまい、差別を生んでしまう可能性があること、教師の指導がどうしても「上」をむいた評価至上主義の指導になってしまう可能性があることなどなど弊害もある。

それでも、いろいろ考えてもらいたいなぁ? まあ、こんなことはおかみはまったく考えてはいないだろうけれど。

次回は、推薦制度について。。。