8月1日から大阪・高槻にてカフェコモンズ建設プロジェクト工事がスタートした。解体工事や内装工事等、自分たちで出来るものはなるべく自分たちの力で進めていく現場である。
今回、ストローベイルを使った内装ということで(例:カフェスロー・トゥリーズカフェ等)ストローベイルの搬入手続きや木工事が着々とすすられていた。
8月7日、現場に到着した時、木工事はもう少し残っている状況だったが、8日からストローベイル工事が始まる為、大工さんも急いでくれている様子。
7日は、集合したプロジェクトメンバーに明日からのストローベイル工事の簡単な説明をした後にベイル搬入を予定していた。今回使用するベイルは6月12日に名古屋で行ったストローベイル製作ワークショップでメンバーの手で作られた上質なベイルを使用しました。
16:00頃。駅前の狭い道路をすり抜けながらベイルを乗せた大きなトラックがやってきました。
ひとまずトラックから運び出しながら、一個ずつ5階まで運び上げるのだが・・・
実は、このビル・・・5階建てでエレベーターは2階からスタートしているイレギュラーな奴!
1階から2階までは螺旋階段を上らなければならず、20キロ近い大きなベイルをもってぐるぐる回るのも楽ではなかった。この日の参加者で「足痩せを期待して参加してくれた女性メンバーもいましたが・・・結局、エレベーターを利用させていただきました♪
こうして、現場にベイルが無事運び込まれました。
また、初日にはメンバーであるログハウスビルダーのお二人も参加していただき、しかも、明日からの工事に大工工事のお手伝いをしていただける(涙!!)とのことで、少々遅れ気味の木工事のめどがつきました。(ありがとうございます!)
このように多くの方の協力の下、8日、9日とベイル積み工事を行いまた。
今回はカフェの内装ということでストローベイルベンチ・カウンターとして不特定多数のお客さんが座るので、人荷重に対する耐久性も考慮しなければならない事や、ベイル積み工事としては住宅のような「藁壁」部分はほとんど無いので、ストローベイルハウスの建設とは固定する材料や方法など、少々様子が違う部分もありますが、基本的な積み方、考え方は同じです。
(注:ということで、今回の参加者の皆様!これがだけがトローベイルハウスとは思わないでくださいね~♪)
10日、11日は土土塗り工事。
ストローベイル工事は毎回毎回予期せぬ出来事がてんこ盛り!
寸法がそろった規格品でない材料を扱うために本当にさまざまな課題が次から次へ・・・
問題が発生するたびにその場にいるみんなで考えながら現場は進んでいく。
毎回そうではあるが、結局、何とかなってしまうのも手作りならではの醍醐味でしょう。
また、土と言っても様々。地域によって全く性質の異なる土が現場に運びこまれるため、そのつどそのつど知識や知恵を持ち寄って完成させるためにひたすら汗を流すのだ!
土・水・藁の絶妙な配合には苦労します。
今回もやはり土塗りは大人気!
各地から本当にいろいろな方が集まり、休憩の時にはいろんなジャンルの話が聞けます。
健康・環境・仕事、生き方・社会問題・・・などなど。
でも、不思議と初対面なのに皆さんはすぐに打ち解けあい、雰囲気の良い現場になります。
こういった現場がきっかけで人の繋がりが広がっていく事もストローベイルプロジェクトの重要な目的のひとつです。
この工事に参加して労働力を提供するにあたり、「無償ではだめなんです!」
と、お施主である日本スローワーク協会さん。
今回の工事に参加していただいた方へは時間に応じて地域通貨orカフェコモンズの割引券のどちらかを選ぶ事が出来、いただけるのです。
そこで、参加者同士で話し合った結果、「完成したらみんなでこの店に集まりましょう!!」ということで割引券を選択して、参加者同窓会を予定しています。
自分たちが参加して完成した場所で一緒に汗を流した仲間と再会し、建設時の苦労話をしながら、石釜で焼いたピザやお酒を飲みながらゆっくりとした時間を過ごすって・・・一言では言い切れない価値があるような気がします。
多くの参加者の手で塗りこめられた土の凹凸や曲線には思い出や物語がぎっしりと詰め込まれています!
残すところは9月8日の最終仕上げ塗り工事。
プロジェクトメンバーへの募集はすでに開始しています。
人数制限がありますが、空席があればこちらでも募集いたしますので、お楽しみに☆
**************ご案内***************************
ストローベイルプロジェクトメンバーについてはこちら・・・
ハーセルフビルド・セルフビルド・スローライフ・スロービジネス・スローデザイン・スローフード・ストローベイルハウス・藁の家
・わら
今回、ストローベイルを使った内装ということで(例:カフェスロー・トゥリーズカフェ等)ストローベイルの搬入手続きや木工事が着々とすすられていた。
8月7日、現場に到着した時、木工事はもう少し残っている状況だったが、8日からストローベイル工事が始まる為、大工さんも急いでくれている様子。
7日は、集合したプロジェクトメンバーに明日からのストローベイル工事の簡単な説明をした後にベイル搬入を予定していた。今回使用するベイルは6月12日に名古屋で行ったストローベイル製作ワークショップでメンバーの手で作られた上質なベイルを使用しました。
16:00頃。駅前の狭い道路をすり抜けながらベイルを乗せた大きなトラックがやってきました。
ひとまずトラックから運び出しながら、一個ずつ5階まで運び上げるのだが・・・
実は、このビル・・・5階建てでエレベーターは2階からスタートしているイレギュラーな奴!
1階から2階までは螺旋階段を上らなければならず、20キロ近い大きなベイルをもってぐるぐる回るのも楽ではなかった。この日の参加者で「足痩せを期待して参加してくれた女性メンバーもいましたが・・・結局、エレベーターを利用させていただきました♪
こうして、現場にベイルが無事運び込まれました。
また、初日にはメンバーであるログハウスビルダーのお二人も参加していただき、しかも、明日からの工事に大工工事のお手伝いをしていただける(涙!!)とのことで、少々遅れ気味の木工事のめどがつきました。(ありがとうございます!)
このように多くの方の協力の下、8日、9日とベイル積み工事を行いまた。
今回はカフェの内装ということでストローベイルベンチ・カウンターとして不特定多数のお客さんが座るので、人荷重に対する耐久性も考慮しなければならない事や、ベイル積み工事としては住宅のような「藁壁」部分はほとんど無いので、ストローベイルハウスの建設とは固定する材料や方法など、少々様子が違う部分もありますが、基本的な積み方、考え方は同じです。
(注:ということで、今回の参加者の皆様!これがだけがトローベイルハウスとは思わないでくださいね~♪)
10日、11日は土土塗り工事。
ストローベイル工事は毎回毎回予期せぬ出来事がてんこ盛り!
寸法がそろった規格品でない材料を扱うために本当にさまざまな課題が次から次へ・・・
問題が発生するたびにその場にいるみんなで考えながら現場は進んでいく。
毎回そうではあるが、結局、何とかなってしまうのも手作りならではの醍醐味でしょう。
また、土と言っても様々。地域によって全く性質の異なる土が現場に運びこまれるため、そのつどそのつど知識や知恵を持ち寄って完成させるためにひたすら汗を流すのだ!
土・水・藁の絶妙な配合には苦労します。
今回もやはり土塗りは大人気!
各地から本当にいろいろな方が集まり、休憩の時にはいろんなジャンルの話が聞けます。
健康・環境・仕事、生き方・社会問題・・・などなど。
でも、不思議と初対面なのに皆さんはすぐに打ち解けあい、雰囲気の良い現場になります。
こういった現場がきっかけで人の繋がりが広がっていく事もストローベイルプロジェクトの重要な目的のひとつです。
この工事に参加して労働力を提供するにあたり、「無償ではだめなんです!」
と、お施主である日本スローワーク協会さん。
今回の工事に参加していただいた方へは時間に応じて地域通貨orカフェコモンズの割引券のどちらかを選ぶ事が出来、いただけるのです。
そこで、参加者同士で話し合った結果、「完成したらみんなでこの店に集まりましょう!!」ということで割引券を選択して、参加者同窓会を予定しています。
自分たちが参加して完成した場所で一緒に汗を流した仲間と再会し、建設時の苦労話をしながら、石釜で焼いたピザやお酒を飲みながらゆっくりとした時間を過ごすって・・・一言では言い切れない価値があるような気がします。
多くの参加者の手で塗りこめられた土の凹凸や曲線には思い出や物語がぎっしりと詰め込まれています!
残すところは9月8日の最終仕上げ塗り工事。
プロジェクトメンバーへの募集はすでに開始しています。
人数制限がありますが、空席があればこちらでも募集いたしますので、お楽しみに☆
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ストローベイルプロジェクトメンバーについてはこちら・・・
ハーセルフビルド・セルフビルド・スローライフ・スロービジネス・スローデザイン・スローフード・ストローベイルハウス・藁の家
・わら
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9時半には飲み会に合流して楽しく2時くらいまで飲んだ後、朝9時から練り土1tを大島さん・コモンズ店長宮地さんと僕の3人で5階まで運ぶ作業は苦行でした。
その後はトゥルースウィンドのある入り口の壁が一部剥がれてきて中塗りのやり直さなければならないと言うハプニング(大岩先生は塗り直しで出来る模様が面白くなるようにと仰いました)も有りましたが、カフェの工事は基本的に順調に進んでいます。
今日9月5日の午前にカフェコモンズの象徴、石窯に火を入れました。火入れ式と言った様な儀式みたいな事はなく淡々と作業をしてあっけないくらいでしたが、石窯に生命が宿る瞬間に立ち会えてとても感動的でした。
もちろん昼の3時からビールを飲みながら店長宮地が焼いたピザを食べました。まだまだ原料・製法・石窯の扱い方など研究の余地は多いでしょうが、今日のピザは店長宮地念願の石窯が活動を始めた記念すべきピザでその味は格別のものでした。
しかし3時からビールを飲んだおかげで今日終わらせるはずの作業が明日に持ち越しになってしまい4時まで1人で作業をする羽目になりそうです。
9月8日の仕上げ塗りの時には店長宮地が石窯で焼いたピザをみんなで食べましょう。
当日、僕はバイトは休みを取ってあるので最後まで皆さんと作業をして集合写真にも収まる事が出来るのでとても楽しみにしています。