「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

GWにカフェスロー&トゥリーズカフェへ行って来ます。

2005年04月28日 01時13分20秒 | ひとりごと
もうすぐ連休ですね。僕もこの連休に息抜きをしようと思っています。ちょうど一年前にストローベイルの現場が始まった東京・練馬のTREES CAFE(写真)へは完成してから今回で2回目になります。何度か東京へは行っていたのですが、時間に追われてゆっくりとお茶を飲むことも出来ず一年が過ぎてしまいました。先日オーナーに電話をしたら元気そうでした!久し振りにあの空間でまったり・・・と出来るのかと思うと、楽しみです。それからCAFE SLOWにも行く予定です。ここは今回で3回目になるかなー。どちらも楽しみです。
実はこれから始まる現場があり、それにむけてイメージを膨らませてきます。実際に使用してみたスタッフのご意見を伺いながら次のプロジェクトへ反映させていきます。藁の状態や破損箇所が有ればそういったチェックしてきます。

近々、このtrees cafeのワークショップ記事を書いていきます。ここの現場でも沢山の素敵な出会いがありました。みんな元気かなぁ~?


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彦根のストローベイルハウスが掲載されます。

2005年04月24日 21時32分18秒 | メディア
Building With Straw: Design And Technology Of A Sustainable Architecture

Birkhauser (Architectural)

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スローデザイン研究会(設計:大岩剛一)が手がけたストローベイルハウスがこの本に掲載されています。
ドイツで出版されている本ですが、日本でも入手可能です。先ほど僕の手元に届きました。歴史・構造・湿度に対するデータ・施工方法などか書かれています。92頁、93頁にスローデザイン研究会の「彦根の家」が載っていて、左官についての説明が書かれています。ストローベイルハウスについて詳しく知りたい方は是非熟読してみると良いと思います。この本を読んでみると多くの国でストローベイルハウスが建設されているんだと分かりますよ。20頁にはベイルが作られている様子の写真も有りますが・・・笑えます!デザインもかなりかっこいいものから、バナキュラーなものまでいろいろ。手作りベイラーの写真もあったり、とにかく世界各国で皆さんが試行錯誤して作っているようです。その土地、気候風土に合った施工方法との組み合わせで耐久性などの可能性もまだまだこれから研究が必要な分野では有りますが、日本の「家作り」の概念や「住み手の意識」を大きく変えてしまうかもしれません。この本は「買い」です!!



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京都・美山町のストローベイルハウス

2005年04月22日 00時03分18秒 | 京都・美山町「藁の家」
今年、年明け早々、大雪の中、怖い思いをして美山のストローベイルハウスの完成検査へ行ったのが懐かしいです・・・僕の頭の中では美山町はそろそろ雪が溶けた頃では・・・と思っていた。ある日、青山さんから工房オープンの案内メールが届きました。そして、4月18日遂にオープン!メールには、僕の予想を覆すような春めいた素敵な写真が3枚添付されていた。気持ちよさそうです♪かわいい作品が並べられた写真もありました。
来月ぐらいには美山へ遊びに行きたいなーと目下計画中!皆さんも美山町へお越しの際は、工房「じんや」を覗いてみて下さいな。






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ストローベイルハウスでライフスタイルを主張する生き方。

2005年04月21日 00時15分06秒 | ひとりごと
最近発売された雑誌でストローベイルハウスはローコストで建設出来る・・・という点が特徴であると書いてあった。材料代は安い。場所やモノによってはタダで手に入る場合もある。建設方法も専門的で高度な知識を必要としないので、経験を積めば自分でも建設に参加出来る為、人件費が抑えられる。そうすることによってローコストは可能である。でも・・・何故いまストローベイルハウス建設を希望する声が増え始めているのか?と考えてみると、今まであまり語られてこなかった日本の家作りのシステムが抱えている大きな問題に消費者が気づき始めているからだと思う。生産と消費のバランスを計算され尽くした建築材料で建設することで、住宅の建て替えサイクルをある程度「狙える」。それは平均26年と言われている。日本人のライフスタイルの変わるスパンも約26年。結婚して家を”買って”、子供が大きくなり、やがて家を出る・・・おおよそ26年。子供が出て行った頃には30年ローンもそろそろ終わりが見え、建物も改修しなければいけない部分が出てくる。改修するくらいならば建て替えてしまおう・・・・そういった流れなのか。
このよく出来たシステムによって日本のハウスメーカーと言う業界が成長するのだ。ここでよーく考えてみると、26年毎に処分される大量のゴミはほとんどリサイクルされることはない。効率よく工場で大量生産された化学物質の材料は土に還ることはない。食の意識が高まり、環境へ意識も高まっている。そして次は・・・自分自身のライフスタイルを見直す時が来たのかもしれない。そして、そのライフスタイルを主張出来る「家」として辿り着いた一つが「ストローベイルハウス」なのかもしれない。ハウスメーカーが悪いとは決して思わない。ただ、消費者が「家作り」を選択できる環境を整える事は必要だと思っている。その環境作りを進めています・・・



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「食と住まいが気になるいちにち」を終えて

2005年04月18日 23時31分46秒 | 「藁の棲」プロジェクト
4月17日、ストローベイルスペース「藁の棲」で「食と住まいが気になるいちにち」というイベントを行った。「食」パネラーの奥様が炊いた玄米と赤米のおにぎり、商店街の奥様に差し入れして頂いた無農薬梅干しのシソの葉、八ヶ岳のお母さんが作った粕漬け、商店街で手作りされているせんべい、今の季節にしか味わえない「白樺水」・・・自然の恵みが贅沢に味わえた一日でした。参加して頂いた皆様に感謝致します!!!
座談会の話題はあっちこっちに飛んでいましたが、どーやら、いろんな所に問題がちりばめられているようです・・・
この日は「サツキとメイの家」を作った大工棟梁もイベントに参加して頂き、伝統技術を残す大工として「住まい」に関するお話しも聞くことが出来ました。
「まっとうなモノにはまっとうな価格で・・・」いい言葉です。
しかし、この「当然」であることが当然ではない現代社会に参加者誰もが疑問を持を抱いていました。
「身を削りながら競争し合う行為」は悪循環の始まりで、どこかでストップしなければ全員が犠牲になってしまいます。
今、世界はそういった大きな悪循環で回り、成立しているように見えますが、実際は・・・
この日は「食と住まい」という我々が生きていく上で必要と言われている「衣食住」の「食と住」を同時に気にしてみる企画でした。「住と衣」だったら話はどっちへ飛んでいくのか?「食と衣」だったら話はどっちへ飛んで行くのか?
僕も興味が有ります。
「衣」だけでなく「食」だけでなく「住」だけでなく、結局は全てを意識しなければ行けないんですよね。

イベントは午前の部、午後の部の二部構成で行いましたが、僕は午後の部は思考回路がストップしてしまいました・・・
午前に食べた美味しい炊きたて玄米おにぎりを頑張って消化していたため、体中の血液が胃に集中してしまい脳はちょっとお休み・・・スイマセンでした!!!

参加してし頂いた皆様、ありがとうございました!
次回は6月に行う予定です。

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