「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!
6月30日。
今日の作業・・・
・外壁養生用のブルーシートを撤去。
・内部の養生の撤去。
・内部クリーニング
・外部清掃
・持ち込んだ道具の整理整頓
・「藁文の家メンテナンスセット」を床下に収納。
・大工さんに借りていた脚立を清掃&養生
・現場用の仮設トイレ撤収
・足場板撤収
・完成引渡し前チェック
そして完成!!!
ついにこの日が来ました。
電気の接続も完了し、お手製の照明も無事取り付け。
造作家具も無事セッティング。窓からのそよ風と緑が気持ちいいです~。
てるてる坊主はお施主さんの意向によりつけたまま。
外壁の色も日に日に濃くなってきました。
時間の経過が壁に染み込んでいきます。
「藁文の家」建設に関わっていただいた皆様、藁提供農家さま、ベイル保管場所提供の酪農家さま、ありがとうございました。
今回の現場でも多くの繋がりが生まれました。
僕自身も学ぶことが多かった現場でした。
新たに見えてきたこともありました。
お施主さんの協力のもと、この建物にはセンサーをセットします。
日本におけるストローベイルの耐急性に関する調査を始めます。
お施主様、今後とも宜しくお願いします。
ここの現場で残った土ですが・・・先日見てみたらすばらしくいい状態になっていました。
藁の繊維も細く分解され、滑らかで塗りやすそうでした。
その土はまもなく始まるワインショップ建設プロジェクトで使用するために移動しました。
詳しくは後日お知らせします。
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ハーセルフビルド・セルフビルド・スローライフ・スロービジネス・スローデザイン・スローフード・ストローベイルハウス・藁の家
・わら
今日は暑かった。。。でも!「藁文の家」の中は風が涼しかった~♪
風鈴がチリ~ン・・・チリ~ンと鳴っている
外で塗装をしようと思ったが、こんな炎天下で作業すると干からびてしまいます。。。
ってことで中での作業。
先週取り付けられた建具と出入り口の建具を塗る日。
一人で作業するわけだが、出入り口の板戸が重い!!!
うぐっ!と声にならない声を出しながら、取り外して壁にぶつけないように慎重に中へ移動。
そのほか全ての建具を外して塗装。(柿渋万歳!)
さてさて、残るのは電気工事のみ!!!
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・わら
ストローベイルの外壁工事が終わり一週間。
土壁は乾燥し始め、土に含まれる鉄分で表面が酸化し始め、徐々に黒く色付いてきた。この壁は時間とともにもっと黒くなっていく。
この壁には藁の乾燥から土塗りまで57名の想いがこめられている。(22日間・221人工)。外壁工事が終わりなんとなく静かで寂しい現場ではあるが完成に向けて追い込み真っ最中。残る作業は内部の腰板と床板の塗装・内部壁の和紙貼り・建具の塗装・大掃除。
先ず23日金曜日に腰板と床板の塗装をする。
大阪・名古屋から来ていただいた合計6名で作業をする。塗装するものは「荏胡麻油」+「柿渋+べんがら」「荏胡麻」はウエスで地道になじませ、「柿渋+べんがら」は刷毛塗り+ウエス拭き取り。予定通り、夕方までには塗装終了。
作業が終わった後、今日集まった方でいろんな話をした。一番の話題は「仕事」だった。なぜか、このストローベイルプロジェクトに参加して頂く方は「仕事」と「生きがい」と「収入」と「将来」と「目的」のバランスを見据えてアクティブに日々を過ごしている方が多い。誰もが必要以上の収入を求めていない(求めていたらワークショップに参加しないですよね)
年齢層は20台から50代までと幅広い。仕事に対する価値観が変わりつつあるのでしょう。
(※2名は時間の関係で先に帰宅しました)
24日、和紙貼り作業。
お施主さんの知り合いの方が高知和紙の研究をされていて、その手漉き和紙を壁に貼ることになった。小麦粉のりを水で溶かして貼るだけ。
それでも結構な重労働だった。はみ出た部分に筆で水をつけて定規をあてて引っ張る「水切り」。手漉き和紙ならではの雰囲気がいい。
前日に貼り方を指導していただき、今日はみんなで実践。
時間とともに手際よくなる。
しかし、結局この日の作業は21時近くまでかかってしまった・・・。
参加者の一人は「帰らなきゃいけないけれど、完成する姿が見たいし・・・」と結局、最後まで付き合っていただいた。
汗だくになりながら最後の一枚が貼り終わりパチパチ・・・・と拍手。
辛い作業に付き合っていただいて本当にありがとうございます!!
翌日、掃除のために現場へ行き様子を見る。
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・わら
昨日の夜は長かった・・・。6月18日、天気は曇り。
ストローベイルハウスの外壁完成の日。昨日塗った壁土の水分が程よく減った段階でさらに表面密度を高める為にひたすら手で叩く。晴天の場合は早く壁土が乾燥してしまい、手が痛いだけ。雨で、空気中の湿気が多いと壁土の水分が減りにくい。
でも、今日は曇り、程よく水分も減って、叩くにはちょうど良い天気となった。
藁の乾燥作業から壁の土塗りまで「お天気」との戦いでもあった。
何故か週末は「雨」が多い。この藁の家作りは「雨」によって工期が大きくずれ込む。実際、今回のプロジェクトも壁の乾燥で2週間ほど工期が延びた。
手で叩く作業は徐々に始まった。約20名の手でドンドンドンドン・・・・と音が鳴り始める。左官職人は「鏝」を使って力いっぱい土を塗ることで表面強度を高めるように土を塗る。
皆様ありがとうございました!!
いよいよ完成が見えてきました。
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・わら
17日の作業は無事終了。
今回の食事もこだわり抜いた贅沢な品々を参加者に一品ずつ持ってきていただいた。
そして今日はキャンドルナイトの日。
電気を消してろうそくの灯火で「電気を使うこと」について話をした。
環境のことを話した。
原発のことを話した。
便利さについて話した。
おいしい食事のことを話した。
生き方について話した。
仕事のことを話した。
家族のことを話した。
恋人のことを話した。
とにかく笑って、食べて、飲んで、語って、議論して、考えて・・・
2時間でよいはずのキャンドルナイトは4時間以上続いた。
平和な時間はずーと続いた・・・
外に出て炭火でコーヒーを焙煎するのに40分かかった。
それでも良かった。
電気を必要としない
贅沢で素敵な時間を
2006月6月17日
みんなで
一緒に過ごした。
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・わら