「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

「藁の家」現場報告13

2004年11月01日 00時47分33秒 | 京都・美山町「藁の家」
ワークショップも終わり、一般参加者がいなくなった現場は少し寂しいものです。大工さんが木を加工する音と、左官職人のシャッ・シャッという音だけが聞こえてきます。ここの現場の7月中旬の日中はとても蒸し熱いのですが、夜や朝方は少々寒くなります。天気のいい日はかなり暑く、汗だくで職人さんは作業しています。一日中晴天だったある日、藁壁の断熱は?と気になり、直射日光を受けている壁の外側に頬を近づけてみました。そうしたら火傷しそうなくらい熱いのに対して、室内側にあっては、ひんやりしているのです。恐るべき断熱性!僕の名古屋の自宅でもこんな事がありました・・・
仕事が終わり、家に帰ると部屋の中は灼熱地獄!机、床、椅子、全ての物が高温に!
不快そのものでした。しかし、机の下に置いてあるストローベイルをずらして、そこの床を触ると冷たいのです!これには感動しました。
現場では壁が完成し、屋根にも(セルロースファイバー)断熱が施されると室内作業は楽になったと大工さんはいっていました。完成に向けて着々と現場は進んでいます。写真は藁壁の完成目前の状態です。
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