「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

プレゼントが置いてありました。

2004年12月09日 22時08分13秒 | 「藁の棲」プロジェクト
土を塗って乾燥を待つ現場。
2・3日ぶりに現場にくるだけで久しぶりな感じがしてしまいました。
現場につくと、入り口に大きな鬼灯(ほおずき)の入った袋が縛りつけてありました。
おそらく土塗りを手伝ってくれていた女性からのプレゼントだと思います。
先日のワークショップの時に土を塗りながら大きな鬼灯の話をしていた気がする。
この商店街のどこかで売っていて、しかもすぐに売り切れになったらしい・・・(大人気の鬼灯 ?)さて、壁の状態は・・・表側は早くも乾燥が始まっている様子。
鍵を開けて中に入ると何やら今までと空気が違うではありませんか。
壁の厚みを感じるんです。不思議な重厚感。まるで穴蔵の様な空気。音が土壁に吸い込まれていく感覚がしました。「いいねぇ~」と一人でつぶやいてしまうほど。商店街のBGMはオルゴールからクリスマスソングに変わっていました。学生が余った土で作った傘立て?花瓶?ゴミ箱?何にでもなりそうないい感じの花瓶があったので、頂いた鬼灯 を飾ってみました。

いま、この文章を書きながら今までのワークショップの事を思い出しています。
どのワークショップも素敵な出会いがありました。もちろん今回も。
また、参加していただいた方々からも嬉しい声が届きます。この仕事をしている限りずっと幸せでいられる気がします。(感謝)

次の土塗りまで、鬼灯にお留守番をしてもらいます。

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