2022年11月21日(月)8:00 2日目 ふれあいの里さかもと
ほとんどの人は7時に鶴林寺へ向かうための車(道の駅までの送り用)に乗って出ていきましたが、
自分はこの日は鶴林寺には向かわないので、のんびりと8時に出発。
大きな荷物は預け、必要最小限のものを持って向かう先は
別格3番霊場の慈眼寺です。
慈眼寺はふれあいの里さかもとから6kmくらいとそんなに距離は無いのですが、
お寺がある場所の標高が550m~600mのそこそこ高いところにあります。
まずは宿から500mくらい歩いた場所から山道に入っていきます。
序盤は急登がありますが、すぐに標高を維持しながら進んでいく道に…
ただ、幅は少し狭いかな…1ヶ所足をとられた場所も…
そして、舗装道へ…
峠を越えて少し道を下り始めたところで、再び山道の中へ
岩をくりぬいて作った道もあり、なかなか楽しい登り道。
そして、再び舗装道へ出てじわじわ登っていくと…
9:25 慈眼寺(大師堂・納経所)到着
地味に道路出てからの登りがキツカッタ…
で、本堂だと思って先に大師堂をお参りしてしまいました。
本堂はここから500mってことで、お参り道具だけ持って本堂へ…
9:45 本堂到着
500mを20分。
…勾配がヤバカッタです。
この上に弘法大師が洞窟で修行していた穴禅定があります。
時間にも余裕があるので、ちょっとやってはみたかったのですが…
ちなみに大師堂~本堂へはずっとこんな勾配でした。
この日一番キツイ道だったかも…
納経所で納経(御朱印)を済ませ、一休み。
早くも小腹がすいたので、宿で作ってもらったおにぎりも頂きました。ウマイ!
そして、穴禅定をちょっとだけかじれる設備が納経所の前にあります。
穴禅定の洞窟内の一番狭い場所を再現した石板です。
この間に入ることができれば、穴禅定ができる訳ですが…
もちろん、余裕でダメでした。
大台突破メタボが入る訳ないですね(^^;
ってことで、色々とあった慈眼寺を出発。
あとは荷物を回収して鶴林寺の登り道の麓にある宿へ向かうだけなのですが、
これだと早すぎるので、折角なのでお大師様が滝行を行った場所に寄ってみることに…
11:05 灌頂之瀧
この階段も300段近くある急登でした(^^;
すると高さ50mくらいある岩場が、この岩場に滝があるのですが…
ううむ…ポタポタと落ちていく滝なので、
スマホでは分かりにくいですね。
こればっかりはぜひ、実物を見て頂ければと…
帰りは行きとは違うルートで戻りました。
(途中から同じルートに収束しますが…)
画像は途中にあった謎のオブジェ
「淵神の塔」というらしいです。
あと、帰り道は暖かくなってきたからなのか、日当たりのよい山道で2匹の蛇と出くわしました。
サスガにびっくりした!
12:30 ふれあいの里さかもとにて荷物回収
実は当初、ふれあいの里さかもとさんで2連泊する予定だったのですが、
この日は満室ということで、別の宿の提案を受け、予約も押さえて貰っていました。
本当、何から何までありがたい。
一休み入れ、13時前に出発。
でも、お腹が空いた…(おにぎり食べたけど)
13:20 一竿風月
坂本の集落を抜けてすぐの場所で見つけたお洒落なお蕎麦屋さんにイン。
歩き遍路をしている方には少しお値段がはるお店でしたが、
芯の方を使った白くて美しい、更科に近い蕎麦。
ジューシーな鴨肉、やさしい出汁。ウマイ。
お値段以上でした。
しかもお接待でおにぎりとお芋まで頂いてしまった…
ありがとうございます。
15:15 みかんの宿 到着
道の駅ひなの里かつうらの近くにある、鶴林寺登山道入り口にある
みかん農家さんのやっている宿です。
ロケーションがカンペキな場所にありますが、
本当はこの時期、みかん収穫の繁忙期なので、宿はお休みしているそうで…
ふれあいの里さかもとさんからの紹介ということで、対応して頂いたとのこと。
さかもとのスタッフさんといい、本当に今回の遍路は色々な人に助けられていますね。
やっぱり、お遍路を経験されている方のようで、宿泊した部屋にはお遍路関連のアイテムがぎっしり!
そして、みかんもたっぷり準備されていました。美味しかったです。
お風呂上りにはコンビニに買い物にいきつつ、お散歩。
鴨さんがいますねぇ…夫婦かな?
5年前には同じ場所でアヒルさんもいたはずですが、
アヒルさんは見つけられませんでした。
そして、お夕飯がこちら。
ご飯もお茶もたっぷり頂いてしまいました。満腹・満足~♪
さぁ、明日は区切りの最終日、鶴さんと龍さんに挑みますよ!!
(つづく)
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