わらぶろ!

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おじさんの道東冒険譚(1日目・本土最東端へ)

2021年07月31日 | 旅行
2021夏休みです。

4連休を挟む形で前後の2日間休暇を頂いたので、
今年やりたいことに掲げていた「ある場所」に行く計画を立てました。
舞台は北海道、道東です。


7月21日(水)

1年前はラストお遍路で88番まで到達した夏休みでしたが、
お遍路も一段落した今年は、四国以外の行ってみたい場所を巡ってみようと考え、
今回の道東旅行企画となりました。

もちろん、一人旅なので今回もアクティビティを混ぜております。

そんな訳で8時過ぎの飛行機でいざ羽田から釧路へ…
今回は飛行機で向かいます。

移動は今回も列車・バス中心。

空港から1本目のバスで釧路駅に移動します。



10:50 釧路駅

7年ぶりの釧路駅前ですが、今回は釧路は観光しないので、
すぐに花咲線に乗車。根室方面へ向かいます。



快速ノサップ号



車内はクーラーなんてものはなく、扇風機オンリー。
昭和の時代に戻ってきたかのよう。
列車が走り出すと、窓を少し開けるだけで十分涼しいです。

連休前の平日ということもあり、
普段よりは混んでいるのでしょうが、座席には十分余裕がありました。

11:58 厚岸駅到着

前方の出口から列車を降りると、目の前の線路を





鹿が横断していきました。
サスガ、北海道。

改札を抜けて、歩道橋へ…





趣きがあって良きかな。

根室まで直接行っても良かったのですが、
厚岸で途中下車したのには理由があります。

厚岸と言えば、ウィスキーが有名。
痛風も気になるお年頃なので、
最近は蒸留酒を飲む機会が増え、ウィスキーも嗜むようになってきたので、
お昼にそのウィスキーを堪能してみたいなぁ…
と思っていました。

とはいえ、厚岸のウィスキーは家ではなかなか飲めない逸品。
そこで、目をつけたのが…



厚岸の道の駅です。
道の駅は飲食店が充実、厚岸特産の牡蠣を楽しめるオイスターバーもあります。
そして、このオイスターバーならウィスキーも楽しめる。

ってことで、お昼は道の駅の中にあるオイスターバーピトレスクさんへ…



豪快にコイツを注文してしまいました。







すげぇ…

道の駅でこんな贅沢なグルメが堪能できるとは…

モルトはスモーク感が強く、独特な味わいがありました。
一方、ブレンドは薫りが華やか。飲みやすい感じですね。

そのまま頂いたり、少し水で割ってみたり、牡蠣にかけてみたり
素敵なひと時を堪能しました。

とはいえ、牡蠣だけでは足りないので



牡蠣に厚岸産つぶ貝をたっぷりと使ったアヒージョを追加。
ニンニク味噌がオイルの中に入っているのですが、
これが絶妙な味わいを醸し出していて、美味しい!!
コイツは当たりですな…



食後も少し時間があったので、カフェ兼休憩スペースにて、
ウィスキーソフトクリーム(ウィスキーはスポイトの中)を堪能。
厚岸の味をたっぷり2時間堪能しました。

14時台の列車で根室を目指します。

牛、馬の牧場が車窓から見えるため、景色には飽きないですね。
そして、鹿も牧草地で休んでいます。
…ってこれはサスガに野生ですね。

アルコールを入れたので、ウトウトして気づいたら、
開いた窓の方に当てていた腕が冷たくなっていました。

根室の半島に入った途端、周囲の海水温が低いせいなのか、
急激に気温が下がってきました。



15:53 東根室駅

終着の一つ手前の駅ですが、こちらが日本最東端の駅になります。
これで鉄道駅に限れば、
東(東根室)西(たびら平戸口)南(西大山)北(稚内)制覇!



そして、16時前に根室駅に到着です。
実はこの時乗ってきた列車は…



ルパンラッピング列車でした。
反対側には…



銭形警部もいましたよ。

ここから、最終バスに乗車して納沙布岬へ…



本土最東端を堪能。
納沙布の目の前には、北方四島の中の歯舞が見えるのですが…



根室半島に入ってからずっとかかっている霧で何も見えねぇ…

とりあえず、某漫画にならって「返せ~領土を~」と叫んできました。

折り返しの根室駅行き最終バスまで20分くらいしかなかったので、
バス停~灯台までの往復でほぼ終了。



この日の宿泊は根室駅近くのハーバーホテルさん。
夕飯もホテルのレストランでいただきました。



こちらは根室のB級グルメ「エスカロップ」です。
食べた感じだと、バターライスの上にカツを乗せてデミグラスをかけた感じかな。
美味しかったです。


…ってことで、2日目に続きます。