和菓子特集と銘打ちながら早くも挫折。
…いえいえ、ちょっとこの連休中に面白いものを
頂いたのでその紹介を挟みたかったのですよ。
きっかけは先々週くらいに職場の池用の濾過器を掃除した時、
いくつかの魚が濾過器に迷い込んでいたのですが、
その中で意外と多く捕れたのがどじょう。
掃除終了後、池に逃がしたのですが、
なんとなく、どじょう料理が食べたいなと…
ってことで、向かった先は「浅草」
東武線の浅草駅を少し南に進み、駒形橋を越えた先に
歴史を感じさせる木造の建物が見えてきます。
創業200年、どぜう料理専門店の「駒形どぜう」さんです。
色々などじょう料理がありますが、
やはりここは王道の「どぜう鍋」「柳川鍋」の昼定食を注文。
(どぜう鍋定食2600円、柳川鍋定食2450円)
こちらはどぜう鍋。
どぜうを酒に漬け込み、泥臭さを取り除いた後、
味噌で下茹でしたものを割下と一緒に煮込んでいきます。
その上にたっぷりの葱をのせ、頂くと…
ちゅるんと音を立てる勢いで口の中に入っていくと同時に
魚の旨味と脂が一気に広がっていきます。
泥臭さは全くありません。それどころか、
他のどんな魚よりもまろやかでコクがあります。
じっくりと下茹でしてあるのか、骨は柔らかくて
表面に出てくると同時にほろほろと崩れていきます。
一度箸をつけると止まらなくなるくらい美味しいです。
柳川鍋です。
どぜうを卵、濃い目の割下、ごぼうで煮込んでいきます。
こちらもどぜうの臭みは全く感じません。
卵とじで濃い目の味付けなので、こちらはご飯が進む進む。
あっという間にご飯がお茶碗から消えてしまいました。
定食にはどぜう鍋又は柳川鍋以外に
ごはん、どぜう汁、漬物、田楽(豆腐・蒟蒻)がつきます。
特にどぜう汁の味噌の濃厚さには驚きました。
しょっぱくはありません、あくまで濃厚なんです。
今回はこの後にお散歩するため、お酒は飲まなかったのですが、
これならお酒も飲みたくなるな…
ちょっと贅沢なランチになりました。
【おみせデータ】
駒形どぜう
東京都台東区駒形1-7-12
11時~21時
無休(年末年始除く)