明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフスイングの研究(11)理想は右手で目一杯打ち抜くこと

2023-05-12 19:31:00 | スポーツ・ゴルフ

長いことゴルフパートナーでインドアのビデオ練習を重ねてきたが、ようやく何とか卒業出来そうである。というのも、先生に言われた事が大体自分の考えていることと同じだったので、もう「自分一人で練習」してもいいかな?と思うようになったという訳だ。何気に月謝が13、200円もするので、最近の物価高ラッシュを考えると「そろそろやめた方が」いいかな?・・・と。

まあ退会するには前月に申し出る必要があるので、今月言い出すと6月いっぱいで退会である。念願のハンドファーストはあと少々で完成する予定だから、ほぼ調整するには充分である(私はそう計算しているがその通りになるかどうか)。そこで私なりに微調整するポイントを書いておき、ハンドファースト完成までの「ロードマップ」としてみたい。勿論、インパクトを「安定」させ、打球の「方向性」をコントロールすることが最終目標となる。そして最後は全アマチュアゴルファーの夢である「飛距離を伸ばす」ことに尽きるのだ(これが難しいんだよね~)。

とにかく、ハンドファーストに打てれば「ほぼスイングの悩みは無くなる」と考えていい。何故ならハンドファーストに打つ為には「スイングの基本」が充分に出来てなければそもそも無理だからである。私が半年の間ゴルフパートナーに通ってようやくその全貌が分かったのだが、今回そのポイントを簡単に列挙して、自分の練習目標として常に意識しておきたい。

なお、ゴルフのスイングは形を頭で理解してもダメで、実際には「速く、力を入れて」振らなければ何にもならないところが難しいのだ。つまり、体に覚えさせることが大事で、これは反復練習を繰り返し行うことが必要なのである(ああ、シンド!)。そこで、正しい練習方法を知り、それを何度も何度も出来るまで実行することが上達の秘訣である。・・・まあ、そうこうしてるうちに年取って体が動かなくなってくる、というのが良くあるパターンなのだがそれも人生、「道半ば」で倒れるも良し!である。

・・・・・・・・では、内容を詳しく説明して且つ、自分へのチェックポイントとしたい。・・・・・・・・・・

1、頭を動かさない
今まで色々とテーマを変えながら練習してきたが、この「頭を動かさない」というのは基本中の基本と思う。頭を動かさないと「視点も変わらない」し、ボールも動かないからインパクトの「空間位置認識」も一定になる。これがスイングの「全ての動作」の根本になるから、頭を動かさないというのは私の考えだが「MAST」と言えるのだ。これが出来てからようやくスイングが始まると思っても過言ではない。

2、前傾姿勢を深く維持する
これはインパクト時の事だけでなく、アドレスからインパクトそしてフォローまで「ずっと維持したまま」振り切るのが良い。ということは、前傾した姿勢が全然「苦にならない」ということでもある。これが年寄りには辛いのだ(ああ~無理無理!)。私は最近になって、何時迄でも前傾していられる位の気持ちで練習して初めて「クラブを振る」ことが出来ると思うようになった。それくらい無意識で姿勢を保つことが重要である。スイングをあれこれ言うのは「その後」ではないだろうか。私としてはインパクト後に前傾が1段と下がるように見える位で丁度良いと思っている。コツは「腰で上半身を支える」事だ。何でも腰が第一である。

3、腰をグッと入れて肩回転で押し込む
前傾角度を変えずにスイングが出来てくると、ようやく柔らかく力の充分加わったインパクトが出来るようになる。軸を中心にして両肩を素早く入れ替えるように回転させ腕を脱力させると、クラブを「思い通り」に自由に使えるので色々とスイングの練習が可能になる。まずは腰を充分に回して「安定させる」のが大事だ。「腰が決まってくる」と思いっ切り肩を回してもインパクト位置が安定して来て、クラブフェースを真っ直ぐ当てる事も可能になってくる。自宅でシャドウスイングの練習をするのであれば、最初に「腰の位置」を徹底的に決めてみるのもアリだろうと思う。 その後に肩を回すなどの練習をすると「スムーズ」な振り抜きが得られると思う。

4、インパクトは目標を向いて打つ
ゴルフパートナーで練習を始めた頃は、インパクト時の上半身の向きはアドレスと同じく「ボールと正対」していた。これではハンドファーストに打つのは不可能である。で、今はインパクトで「胸がターゲットの方を向く」ように、肩を充分に回転させて打つことにしている。胸が目標を向いてるとグリップも前に出て、綺麗なハンドファーストが打てる。要は「当たってから」どれだけ振り切れるかが勝負だと思うので、入射角度どフェースアングルを整えたら、思いっ切り「左手で引っ張る」のが飛ばしのコツのようだ(私の考えです)。

5、飛ばし
究極の目標である飛ばしは、皆さんも薄々感じているように、やっぱり「タメが必要かな」と思う。しかし無理に作っては上手く行かない。要は、トップでしっかり両手首の角度を作ったら、「上半身を置き去り」にして下半身だけ回転させると自然とタメが出来る(と思う)。だが、それもこれも無理して作っては「ギクシャク」してしまって、タメは作れたが「タメの効果」はまるで出なくなってしまう。あくまでタメは、インパクトに向かってクラブを加速させる為の「反動と移動距離を稼ぐ」ことが目的であるから、「タイミングよく」インパクトするのが一番だと思う。なお、タメを作るにはダウンスイングで「クラブを振り下ろす方向」が1番のポイントのようである。これは腰の回転とセットになるので、繰り返し練習して会得したい。

以上である。

・・・・・・・・・・

これで一通りのスイングは出来ると思う。後はフェースの向きを調整して、真っ直ぐ飛ぶようにするだけである。そして、どれだけ同じようなスイングが出来るか、つまり「再現性を高める」事が大事である。そうすれば、あなたも必ずや「90切り」を達成出来る筈なのだ。お目出とうございます!。・・・但し、飛距離の問題は人それぞれとのこと。

もし貴方がもっと「飛ばしたい」と願うのなら、私の練習方法では多分「何の役にも立たない」と白状します。何故なら、飛ばない人が練習して飛距離が伸びた、という話は「寡聞にして」聞いたことがないからである。飛ぶ人はどのように打っても飛ぶ。これは事実である(くやしいが本当だ!)。100mダッシュしてタイムを競ってみれば、即座にあなたが「速いか遅いか」は否応なしに分かるのである。なのに、ゴルフだけ飛ばそうとするのは「強欲」と言われてもしょうがないかもね。・・・だからそういう人は飛距離は諦めて、小技を徹底的に磨こうではないか。「すっごい飛ばすね」と言われるのと「寄せワンの達人とかバンカーのアーティスト」とか言われるのとでは、どっちが楽しいか?、である(私はどっちかと言うと、飛ばしだけど・・・)。

結局「飛ばし」で満足するのは打ちっ放しの練習場だけ、と知るべし(私の本音、それでも良いから飛ばしたい〜!)。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿