明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

今週の気付き(43)コロナ感染者増加のニュースに騙されてはいけない

2020-07-04 20:26:37 | ニュース
1、東京都のコロナ重症患者数は、たった9人しかいない
今日は東京で新規感染者数が131人と、緊急事態宣言解除後の最高値をまたまた更新した。新宿に続いて池袋の夜の街が槍玉に上がっているが、無作為に無症状者を検査すれば、感染者が増えるのは子供でも分かる理屈である。今まで37.5度の熱が4日続かなければPCRを受けられなかったので、最高でも1日200人しか感染者が出なかった。今回だって同じようにPCRを抑制していれば、新規感染者数はそれほど上がらない筈なのだ。目先の数に囚われて、第2波とかどうとか識者は大騒ぎしているが、そもそも日本人は「どうやらコロナに耐性があるらしい」という研究も出ているようだし、我々の見方もそれに近いものがある。これは、はっきりした理由はまだ分からない。だが現実は、コロナはインフルエンザよりも「怖くない」というのが本当の所ではないだろうか。これは病理学的にきちんと調べる必要があるけども、社会行動上は今の段階で言うならば、普通にマスクもなしで生活していいレベルなのだ。但し、高齢者と持病持ちの免疫力が低い人達は、十分に注意しよう。それぐらいで大丈夫なのである。

この事実を「政府は早急に発表する」べきと思う。何しろ「本当のこと」だから。いつまでもマスコミの話題作りに惑わされてはいけないのである。勿論、海外でのコロナの印象は確かに「危機的状況」ではある。だが日本では「気にするほどのウィルス」ではないのじゃないか。それを実証するのが「重症患者数と死亡者数」である。今日の東京都の発表を見ていると、それぞれ9名と0名しかいない。人口1000万を擁する大都会の東京で、コロナで死んでる人が「今日は一人もいない」のである。これで何で、感染したらお陀仏みたいな恐怖のウィルス、と恐れるのか。もういい加減に「真実に目を向ける」時が来ていると私は思う。それを誰が最初に「声を挙げる」かなのだ。こんな事を言うと炎上し、第二波に備えて再ロックダウンして、休業補償して云々と叫び立てる人々が大勢押し寄せることは目に見えているが、そんなやり方で「コロナと共生して行く」ことなど出来やしない。ガンに罹って死ぬ人が出ても、人々は何食わぬ顔で社会活動を続けているではないか。ガンは感染症ではないけれど、罹らない方法が無いことには変わりはない病気である。社会生活を続けていく以上は、コロナもガンも「防ぎようが無い」点では同じなのだ。コロナが拡大するのは大問題で、ガンが拡大するのは平気っておかしく無いか?。それだったらタバコや酒や脂っこい食事も「全部禁止しろよ」、って話だよ。

同じなら普通に生活しようよ。無駄な自粛なんかやらないでさ。

2、GPIFが年金17兆円もの損失
コロナの話題の中でひっそりと報じられていたが、我々高齢者の命綱である年金の運用実績が「17兆円も損失を出している」というではないか、大丈夫なのか?。・・・大丈夫ではないのである。そもそも年金というのは「老後の生活を保証するために取っておいた預金」のハズなのだ。それがいつの間にか「利益の為と称して投機筋の泡沫株に大量に入れ込んでいる」というから本末転倒である。大体、株や投資といった資産運用が苦手の私は、虎の子の貯金は手を付けずに取っておいて、余剰の資金で運用利益を上げるのが上手なお金の増やし方だと教わったものの一人である。昭和生まれの年金世代の私達は、株で一文無しになった人の話を嫌と言うほど聞かされて育ったから、とにかく堅実に、贅沢しないで質素を旨として生きてきた世代なのだ。それなのにGPIFの馬鹿者達と来たら、株の事など知りもしない素人集団の癖に「人の年金を勝手に株に投資しやがって」、挙句の果てに「累積運用実績は54兆円です」などと悪びれもせず堂々と、さも大したことはないかのごとく会見しているのが「ふざけている」じゃあありませんか。

この連中を即刻クビどころか「火炙り・磔の上、鋸挽き・車裂きの刑」に処しても飽き足らない、というのが本音である。勿論、じっと貯めておくだけではインフレになったら紙くずになってしまう。だから、少しでも経済を回していこうとする気持ちは、まあ良しとしよう。しかしそれならそれで、自分の金でやりなさいと私は言いたい。こう見えても私は老後の資金にお金を蓄えてあるのだ。それは病気や介護のために「取ってある」非常時預金なのである。だから手を付けずにずっと置いておき、いざという時のために眠らせてある。幸いにして手術などに使わなければ、最後は遺産として兄弟にあげるつもりだ。生活は有り難いことに、年金で足りる質素な暮らしである。このまま無事に生きていければ・・・と思っていたら・・・、何とGPIFの馬鹿が「すべての計画をふっとばしてくれそうな勢い」で大チョンボをやらかしたのだから怒髪天である!。しかも1−3月期だけで17兆円の損失だ。株価はその後もそのままの落下ペースで進んでいたから、4−6月期はきっと、「30兆円か50兆円くらいの天文学的損失」を出すんじゃないかと私は気が気じゃない。

たのむからGPIFよ、もう二度と「年金で株遊び」なんかに手を出すんじゃねぇ!

3、警官に撃たれて亡くなったジョージ・フロイドさんに思うこと
人種差別は後天的に学習して身につける場合もあるが、殆どの場合は生まれて育った環境が大きく影響している。環境が原因ということは、「無意識の内に存在している」ということである。多くの白人と同様に、私も人種カーストの順番に従って「人種に上下優劣」をつけている。意識するとしないとに関わらずに、である。だが日本では、もし夜中にバッタリ白人に出会ったら、少しは驚くかも知れないし、黒人であっても程度は違えど驚くが、大差無いのじゃ無いだろうか。むしろ肌の色よりも、その人の「人種のイメージ」が大きいと思っている。実際日本においては、黒人は良い人の部類に入るようだ。実際にテレビで見たり町中で見かけたりする黒人は、ちゃんとした生活を送っている普通のビジネスマンに見えるのでは無いか。わざわざ日本にやってくる黒人は、むしろ富裕層に近い人とも言える。だから英語を喋って欧米風の生活習慣を自分のものとしている黒人は、外人の中でも「上の方」である。というか、日本における人種差別は「西洋が持ち込んだ差別意識」とは異なる差別が殆どである。日本では、すべて「外人」で括る程度の人数しかやってこない「島国だから」、人種差別というよりは「外人差別」の方が根深いくらいだ。むしろ我々の身近にある問題としては、「被差別問題」の方が差別意識としては現実的である。海外で言えば、「ロヒンギャ」の問題にある意味通じるところがある。だが私が外国へ旅行すれば、否が応でも人種差別の中に入っていかなければならない。そんな時、私も知らず識らずの内に、人種差別の側の一員または被人種差別の側の一員になってしまうかも知れないのだ。そうならないという保障はあるのだろうか?

結局私には、ただ一つの方法しか思いつかなかった。それは世界中の人を「人種や国籍民族や宗教や職業」で一括りに呼ぶのではなく、その人を識別する「固有の名前で呼ぶ」ことである(勿論、プライバシーを考慮して、ペンネームで呼ぶ事にしたら良いと思う)。全ての差別をなくすには、この方法しかないのではないか。私はそう考えた。

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