市役所に行って、会社で入っていた健康組合から国民健康保険への切り替えを行った。前の保険証を新しい保険証に切り替えて申請する書類を持って行ったのだが、またしても申請用紙に氏名・ふりがな・住所・電話番号を書かされた。私が脳梗塞で右側片麻痺なことを差し引いても、全く持って無駄である。市役所など公的機関では例外なく訪問者に、氏名・住所・電話番号を書かせる仕組みになっている(うんざりだ!)。役所には、もうこんな無駄な事を止めようという人間はいないのだろうか。私は所定の事項を記入しおわるのに、20分も鉛筆を持って必死に格闘した。こんなに書くことが大変な作業だとは私自身が知らなかったのだから、窓口にいる人間は誰一人露ほどにも考えないだろうことは保証する。この先「身体の不自由な人に優しい社会システム(何もバリアフリーだけではない)、を構築するにあたって少しは範囲を広げて考えておかなければいけないと思う。
以前、マイナンバーカードを官公庁での書類の無駄を省く方法について書いたことがあった。今度はそれから派生して、マイナンバーカードの番号を直接「電話番号にする」ということを思いついた。そのシステムと注意点を書き出してみたのでご検討頂ければ幸いである。
1 マイナンバーを、一人一個の基本の電話番号にする。これは電話番号を知らないと連絡する方法がなく、調べるのに苦労することが多いのだが、個人の電話番号がマイナンバーと決まっていれば悩まずに電話をかけられる。一生電話番号が変わらないシステムなので、名簿を更新する必要がないというのが最大のメリットである。今の時代は電話番号がその人の「固有番号」として使用されている例が多く、私の近所のクリーニング屋なども電話番号をお客様番号に利用している。なんかあった時に連絡するのにも便利だ。これを発展させて、名前なんか使わずにもうマイナンバーを名前がわりにするのである。よくデパートで呼び出しアナウンスがかかり、車のナンバーを呼び出しているが、結局は本人を呼んでいる。これが正しいマイナンバーの使い方であろう、すでに人間は「背番号で呼ばれる時代になった」のだ。本当の名前は親しい人だけにしか教えない、つまり「平安時代に戻った」とも言えるのだが。
ところで、知らない人や電話をかけて欲しくない人からかかってきたらどうするか、である。電話番号をマイナンバーにして一番の問題点はここである。まず、マイナンバーを知られる可能性は名前を知られる可能性と同一であるから、プライバシーを侵害される度合いとの違いは「電話番号を知られる」ということになる。では電話番号を見ず知らずの人間に知られて困るのは、そもそも電話がかかってくるからである。このシステムは「電話をかける場合にも自分のマイナンバーを使う」ことになるので、「匿名の電話が出来ない」、ということでセキュリティを確保している。これには、電話をかけていい場合は予め「電話OK」の許可を相手に与えておき、サーバーに登録しておくことが前提となる。つまり、見ず知らずの人からは「電話がかかって来ない」のである。基本的に、知らない人からは全員着信拒否である。着信拒否する場合は「そもそも電話がかけられないように」電話局側で繋がない、という措置をとる。つまり電話に出ないのでなく、始めから電話がかからないのだ。知らない人から重要な電話がかかってくることは「殆んど無い」ので、これで問題は解決したと言って良いと思う。後は他人が警察・病院を騙って電話する場合であるが、公衆電話をこの世から無くしてしまえば「なりすまし」て電話する事は、相当勇気がいるといえる。自分の電話を他人に貸して、結果犯罪に加担した場合はこれも犯罪とするのは当然である。要するに、何かの紙に名前・住所・電話番号を書く時以外はマイナンバーを使わないのであるから、コンビニで店員がこっそりマイナンバーを見てしまうというようなことは「あり得ない」のだ。しかも、知られたからと言って「何も出来ない」のだから、気にする必要も無いわけである。
2 ひとりで電話を何個も持ちたいという人は、マイナンバーの後ろに枝番をつける。現在の電話番号は文字列だがこれは数字なので、001と打っても01と打っても同じく1として扱われる、としたい。基本の電話番号には枝番なしとする(枝番=0)。会社の社長など社会的に広範囲に付き合いのある人は、会社の電話番号と個人の番号とプライベートの番号と、幾つも電話番号を持っていて不思議はない。しかし相手の電話番号を一つ一つ「着信拒否解除」するわけには行かないので、相手の会社または部署を着信OKにすればそこに所属する人は全員OKとなる、という処置で良しとする。つまり個人のマイナンバーではなく会社のマイナンバーで電話をかけ合う形になる。電話をかける場合には「自分のマイナンバーか会社のマイナンバー」をまず電話会社に通知し、それから相手の電話番号を通知する。それでサーバー側で着信拒否になってなければ電話がつながる仕組みである。この段階で顔認証システムを使ってもいいと思う。そういうシステムを構築することで、セキュリティに守られた社会になっていくのではないだろうか。
ところで一般論として、マイナンバーを電話番号などに使ったら他人に知られてしまって「勝手に使われてしまう」という心配をする人がいる。変な話だ。ではその人は普段「名刺を持たずにビジネスをしている」のだろうか。または役所で自分のことをどうやって本人確認しているのだろうか。あるいはプライベートで人に電話する場合、その人に何と言って電話番号を聞くのだろうか。多分「電話番号を教えてもらえますか?」と聞いているのではないですか。つまり電話番号は知られても構わないが、マイナンバーは知られてはマズイと思っているのだ。だがマイナンバーはただの数字である。そこに意味はない。要はマイナンバーから「見せたくないデータを赤の他人に知られる」のが嫌なのだ。
当然である。だからマイナンバーを使って人のデータにアクセスする時は、「アクセスする人のマイナンバーと顔認証を必須」にするのだ。その時同時に「アクセスする機械と人の権限」を確認し、どちらかにもし権限がなければデータにアクセスできないし、その行為は犯罪要件を満たすので「アクセスを試みた人のマイナンバーは使用禁止になり逮捕される」のである。もし私が歯医者にかかったとする、その時、歯の治療記録を見る権限は「その歯科医院の医者と助手と使用するパソコン」に限定される。受付嬢や出入りする業者は、当然見ることができないのである。誰も見ていない隙にこっそり見るなどと言うことは、不可能なんである。今の、キャビネットを開ければ誰でも見れる状態に比べれば、よっぽど安全ではないだろうか。もちろんカルテは全て電子化されているのが条件だが。どうです、安心しましたか?
つまり名前や住所や電話番号を言う代わりに、マイナンバーカードを「ピッと」機械にかざして顔認証を通せば、それで終了である。簡単なものだ。電話も公衆電話がなくなって、全部個人のスマホか会社の固定電話かしか無いという風になってくれば、振り込め詐欺なども「当然やりようがなくなってくる」わけである。使って便利になり、犯罪もなくすことができるなんて、素晴らしいではないか。そうなれば誰もマイナンバーのことなんか、気にするひとはいなくなるに違いない。
もう一つ思いついたのだが、車にも免許証の代わりにマイナンバーカード認証システムを導入して、マイナンバーカードが無ければ車が動かないようににするというのはどうだろう。イグニッション・キーの代わりにマイナンバーカードを読み込むのである。その際に顔認証システムを使えば、権限のない人間は運転出来ないのだ。これなら車泥棒などということは、今後一切起こりようがないではないか。これでまた一つ、犯罪の種類が減ったことになる、良いことだ。
てなことで、つまらない暇つぶしを発表しましたが、まだまだマイナンバーカードの活用方法はありそうであるから、思いついたらまた書くことにする。
以前、マイナンバーカードを官公庁での書類の無駄を省く方法について書いたことがあった。今度はそれから派生して、マイナンバーカードの番号を直接「電話番号にする」ということを思いついた。そのシステムと注意点を書き出してみたのでご検討頂ければ幸いである。
1 マイナンバーを、一人一個の基本の電話番号にする。これは電話番号を知らないと連絡する方法がなく、調べるのに苦労することが多いのだが、個人の電話番号がマイナンバーと決まっていれば悩まずに電話をかけられる。一生電話番号が変わらないシステムなので、名簿を更新する必要がないというのが最大のメリットである。今の時代は電話番号がその人の「固有番号」として使用されている例が多く、私の近所のクリーニング屋なども電話番号をお客様番号に利用している。なんかあった時に連絡するのにも便利だ。これを発展させて、名前なんか使わずにもうマイナンバーを名前がわりにするのである。よくデパートで呼び出しアナウンスがかかり、車のナンバーを呼び出しているが、結局は本人を呼んでいる。これが正しいマイナンバーの使い方であろう、すでに人間は「背番号で呼ばれる時代になった」のだ。本当の名前は親しい人だけにしか教えない、つまり「平安時代に戻った」とも言えるのだが。
ところで、知らない人や電話をかけて欲しくない人からかかってきたらどうするか、である。電話番号をマイナンバーにして一番の問題点はここである。まず、マイナンバーを知られる可能性は名前を知られる可能性と同一であるから、プライバシーを侵害される度合いとの違いは「電話番号を知られる」ということになる。では電話番号を見ず知らずの人間に知られて困るのは、そもそも電話がかかってくるからである。このシステムは「電話をかける場合にも自分のマイナンバーを使う」ことになるので、「匿名の電話が出来ない」、ということでセキュリティを確保している。これには、電話をかけていい場合は予め「電話OK」の許可を相手に与えておき、サーバーに登録しておくことが前提となる。つまり、見ず知らずの人からは「電話がかかって来ない」のである。基本的に、知らない人からは全員着信拒否である。着信拒否する場合は「そもそも電話がかけられないように」電話局側で繋がない、という措置をとる。つまり電話に出ないのでなく、始めから電話がかからないのだ。知らない人から重要な電話がかかってくることは「殆んど無い」ので、これで問題は解決したと言って良いと思う。後は他人が警察・病院を騙って電話する場合であるが、公衆電話をこの世から無くしてしまえば「なりすまし」て電話する事は、相当勇気がいるといえる。自分の電話を他人に貸して、結果犯罪に加担した場合はこれも犯罪とするのは当然である。要するに、何かの紙に名前・住所・電話番号を書く時以外はマイナンバーを使わないのであるから、コンビニで店員がこっそりマイナンバーを見てしまうというようなことは「あり得ない」のだ。しかも、知られたからと言って「何も出来ない」のだから、気にする必要も無いわけである。
2 ひとりで電話を何個も持ちたいという人は、マイナンバーの後ろに枝番をつける。現在の電話番号は文字列だがこれは数字なので、001と打っても01と打っても同じく1として扱われる、としたい。基本の電話番号には枝番なしとする(枝番=0)。会社の社長など社会的に広範囲に付き合いのある人は、会社の電話番号と個人の番号とプライベートの番号と、幾つも電話番号を持っていて不思議はない。しかし相手の電話番号を一つ一つ「着信拒否解除」するわけには行かないので、相手の会社または部署を着信OKにすればそこに所属する人は全員OKとなる、という処置で良しとする。つまり個人のマイナンバーではなく会社のマイナンバーで電話をかけ合う形になる。電話をかける場合には「自分のマイナンバーか会社のマイナンバー」をまず電話会社に通知し、それから相手の電話番号を通知する。それでサーバー側で着信拒否になってなければ電話がつながる仕組みである。この段階で顔認証システムを使ってもいいと思う。そういうシステムを構築することで、セキュリティに守られた社会になっていくのではないだろうか。
ところで一般論として、マイナンバーを電話番号などに使ったら他人に知られてしまって「勝手に使われてしまう」という心配をする人がいる。変な話だ。ではその人は普段「名刺を持たずにビジネスをしている」のだろうか。または役所で自分のことをどうやって本人確認しているのだろうか。あるいはプライベートで人に電話する場合、その人に何と言って電話番号を聞くのだろうか。多分「電話番号を教えてもらえますか?」と聞いているのではないですか。つまり電話番号は知られても構わないが、マイナンバーは知られてはマズイと思っているのだ。だがマイナンバーはただの数字である。そこに意味はない。要はマイナンバーから「見せたくないデータを赤の他人に知られる」のが嫌なのだ。
当然である。だからマイナンバーを使って人のデータにアクセスする時は、「アクセスする人のマイナンバーと顔認証を必須」にするのだ。その時同時に「アクセスする機械と人の権限」を確認し、どちらかにもし権限がなければデータにアクセスできないし、その行為は犯罪要件を満たすので「アクセスを試みた人のマイナンバーは使用禁止になり逮捕される」のである。もし私が歯医者にかかったとする、その時、歯の治療記録を見る権限は「その歯科医院の医者と助手と使用するパソコン」に限定される。受付嬢や出入りする業者は、当然見ることができないのである。誰も見ていない隙にこっそり見るなどと言うことは、不可能なんである。今の、キャビネットを開ければ誰でも見れる状態に比べれば、よっぽど安全ではないだろうか。もちろんカルテは全て電子化されているのが条件だが。どうです、安心しましたか?
つまり名前や住所や電話番号を言う代わりに、マイナンバーカードを「ピッと」機械にかざして顔認証を通せば、それで終了である。簡単なものだ。電話も公衆電話がなくなって、全部個人のスマホか会社の固定電話かしか無いという風になってくれば、振り込め詐欺なども「当然やりようがなくなってくる」わけである。使って便利になり、犯罪もなくすことができるなんて、素晴らしいではないか。そうなれば誰もマイナンバーのことなんか、気にするひとはいなくなるに違いない。
もう一つ思いついたのだが、車にも免許証の代わりにマイナンバーカード認証システムを導入して、マイナンバーカードが無ければ車が動かないようににするというのはどうだろう。イグニッション・キーの代わりにマイナンバーカードを読み込むのである。その際に顔認証システムを使えば、権限のない人間は運転出来ないのだ。これなら車泥棒などということは、今後一切起こりようがないではないか。これでまた一つ、犯罪の種類が減ったことになる、良いことだ。
てなことで、つまらない暇つぶしを発表しましたが、まだまだマイナンバーカードの活用方法はありそうであるから、思いついたらまた書くことにする。
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