いままでの長い長いスイング研究で、ほぼ「飛ばす」ための理論は「理解できた」と思っている。だが、まだまだ「会得した」とは言えない。当然、スイングを極める練習は、これからも続けていかなければならないと思っている。理論とその実践は、当たり前だが「別物」なのだ。とにかく「飛ばし」の強化はずっと続けることにして、これからは新しく「アイアンの精度UP」を目標に掲げることにしたい。狙いは「セカンドでグリーンに乗せる」ことだ。いわゆる「パーオン」である(実に気持の良い響きですねぇ)。これに必要な「技術とコツ」を、習得することが目標としたい。全ホール、パーオンなんて出来たら気持ちいいだろうね、まあ夢のまた夢だけど。
とにかくラウンドにおいては、スコアを決めるのは「最後の1打」つまり、パットが最重要であるのは言うまでもない。言うならばドライバーで240ヤードを飛ばし、残り160ヤードをピン側2mにつける完璧なアイアンショットを打ったとしても、その2mを「1パット」で決められなければ、私のゴルフは完成しないのだ(これ、一度言ってみたかった)。ドライバーについては後ちょっとで「実現しそう」なところまできている(と自負している)。ドライバーがそこそこ飛んでそれで曲がらない球が打てるなら、いよいよ次は「セカンドで必要な距離と方向」を正確に打つことだろう。今ようやくその段階にやってきたと思う(うーむ、順番としては正しいが)。
勿論、それだけでゴルフが完成するわけじゃなくて、ラフからのショットや傾斜でのショット、それにアプローチ・バンカー、そして肝心要の「パターの練習」が待っている。そして、人生はそれに対して余りにも短か過ぎるのだ。もう70歳を超えて後期高齢者に片足を突っ込んでいる私には、すべてを満足行くまで練習する時間は「残されていない」のだった(やっぱ5歳くらいからゴルフやっとけば良かったかなぁ、タイガーみたいに・・・)。
じゃあ、どうする?
私の考えは、目標とすることが実現出来なくても構わない、ただ「そこに確実に到達する正しい方法」が解れば、それで満足することにしよう、というものだ。その方法を使って目標を実現するのは、私じゃなくて「別の誰かでも」構わないではないか。それが残り少ない人生で、達成感を味わうための「唯一の方法」である。例え目的地には随分遠くても、正しい道を歩んでいさえすれば「心に迷いがなく」自信に満ち溢れ、充実した人生を遅れるのだ。一番いけないのは「どうしたらいいか、分からなくなってしまう」ことである。人間「迷路にはまり、暗闇に置いてきぼり」にされた状態が、最も不安でストレスが溜まるという。幸いなことに、私は「答え」を見つけた。
やっほーっ!
後は我が道を往くだけである。今日練習場に行ってスイングを確認しながら250球ほど打ち込んできたが、「9番アイアンで130ヤード位」飛んだ。飛距離を出すスイングが出来ている証拠である。長らく私を悩ませていた「シャンク」も、殆ど出なくなっている。ゴルフはとてもいい方向に進んでいるようだ。
さて、ゴルフでは、セカンドで「グリーンに乗せる」ことが出来れば、スコアメイクで圧倒的に優利になるのは間違いない(ピン位置とグリーンのアンジュレーションによっては、むしろショートサイドに外したほうが良い場合もあるが)。外した時の「アプローチの技術」については、最終的にはコースに行かないと練習できないので、チマチマと練習場で「転がしとロブショット」の方法を覚えることにした。新しく購入した52度のウェッジで試し打ちをしたが、アプローチでもスイングの基本は変らないことが分かったのである。とにかく「芯で打ち抜く」こと。それが全てのショットで良い結果を出す秘訣である。
じゃあ、芯で打ち抜く方法は?
それは
① 腰は目標を向いて「肩は正面」の捻転差を保つ
② 左脇の筋肉で「引っ張って」打つ
③ ヘッドは充分に「遅れ」て後ろに残し
④ 右肘は脇腹にくっつけて
⑤ インパクトでは右手は返さずに「押し負けない」こと
⑥ フォローまで前屈を保つ
以上である(簡単にいうなよ)。
そして何よりも大事なのが「右手首をしっかり曲げて」、左手がクラブをオンプレーンに振り下ろすのを「邪魔しない」ことだ。クラブ軌道が正しい角度で下りてくれば、スイングの80%は成功したと言える。後は「良い道具」を選ぶだけ。これが一番楽しい作業だ。
明日は久し振りに、ゴルフパートナーにでも行ってみようかな。キャロウェイの新作のローグSTがすごく良いらしい。
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