去年の暮から大きなスイングに挑戦し始めて早一ヵ月、途中目眩とかもあって順調とは言えなかったが、意欲だけは高く持ち続けています。こないだ久し振りにドライバーを持ち出して力いっぱい大きなスイングで2時間振り続けたら、何と体の調子が「すこぶる良くなった」じゃあありませんか。家に帰ってからも動きが軽く俊敏で、我ながら5歳は若返ったとマジ喜びました。いやー、運動ってのは「ちょこまか」やっても効果はないんですねぇ。やるなら思いっきり身体を使って「ぶりぶり振り回す」に限りますです。その結果、残念ながら球には殆ど当たりませんでしたが、これはご愛嬌。これから精度を上げて行けばいいんじゃないかな?、とポジティブに考えています(スイング、劣化したんじゃない?)。
で、これを踏まえて今回の練習は、「大きな振り」で尚且つ正確に芯に当てるスイングを目指します(欲張りだと思うけど・・・)。使用クラブは最も難しそうな3番ウッドにしました。私は重量の軽いタイトリストVG3の7番ウッド純正シャフトRも持っているのですが、今回は体力増強プログラムという事で、敢えて重たいクラブで臨むことにしたわけです。重いクラブと軽いクラブでどっちが飛ぶか?と言うのは一概には言えなくて、要はタイミングと力の入り具合ではないかと思っていますが、下手は何を使っても200ヤードには届きません。悲しいなぁ。
まあ大きなスイングをするのが第一で、芯に当てるのは2番目ということ。今回は軸回転を中心にしたスムーズかつ「インパクトに最大の力点を持って行く」スイング作りを目指します。練習時に気を付けるポイントは・・・
1、頭を動かさない
いつもの事ですが、まずバックスイングで頭を動かさないことを第一にしました。ゴルフパートナーで練習を始めてからこの「頭を動かさない」を毎回注意している筈なのにまだ動いてしまいます。これはバックスイングの方向が上ではなく「後ろに回している」ことが原因だと気が付きました(ようやく気が付いたんかい!)。今回は手を伸ばしながら「上に向かって」軸回転であげるようにする予定です。当然トップの位置は高くなるでしょう。その分インパクトで高低差が付くので「より飛ぶ」んではないかと密かに期待しています。
2、腰はアドレスのまま我慢する
前回バックスイングで「左脚を深く曲げる」と言いましたが、脚を曲げるというよりも「腰を引く」ことのほうが重要だと分かりました。で、アドレスの位置から腰の高さを我慢して維持。捻転差を作り、トップに上げる直前ぐらいに腰を「左脚後方にグッと引いて」尚且つお尻を高く骨盤を立て気味にし、回転軸を「右前から左後ろ」の斜めに構えます。頭がアドレスの位置にあるまま腰を左後ろに下げるため「軸は右から左の斜め」になる筈ですね。これで今私が考えている正しいトップが作れたんじゃないかと思っています(あくまで頭の中での話ですが)。この形で上半身が「リラックス出来ていれば」合格です。まあ、今の身体の硬さではとてもとてもリラックスするのは無理ですが、とにかく手首や肩に力が入っていてはスムーズなスイングは出来ないので、なんとかトライし続けようと思っています。自宅の布団の上で足を開いて「上体を捩じる」エクササイズなどは、日頃やっておくと柔軟性の維持には効果的だと思います。
3、切り返しはブランコのイメージで
トップで形が出来ているとして、私は一瞬上半身を止めて下半身を「キュッと捩じり戻す」タイミングで切り返すのが自分にあっている気がします。これは「ブランコ」で勢いをつけるときのように最高点に上がった時一瞬「フワッとするイメージ」が丁度いいのではないでしょうか。フワッとしてる間に下半身をグッと回して勢いをつけ、その後にブランコが自然落下でスピードを上げる感じです。これはタイミングと力の入れ方・方向の問題なので、ゆっくりと順番を確かめながら何回も繰り返して練習することが重要ですね。
4、ダウンスイングは真下に振り下ろす
回転軸を斜めに保ったままで振り切るというのがまず難しい。私はインパクトで頭が目標方向に動いてしまう癖があって、これはスイング軌道が回転ではなく「横殴り」に近い感じになっているんじゃないかと感じています(実際にそうである)。やはり軸回転で「上から下」に振らないと、芯を食った当たりにはならないと思うので何とか縦振りに変えようと思ってます。トップから軸回転でクラブを下ろして来ると当然ですが「真下に落ちて来る」わけですが、これが横殴りのスイングになっていると「右外側からぶん回す」ような軌道になり易いですね。頭を下げて「下を向き」、腰をあげて「上から下に」振ると軸回転できるんじゃないか。最後は「軸」ですね。
5、インパクトは回転しながら打つ
上手い具合に軸回転が出来たとして、最後のインパクトが「起き上がって」いては元も子もない訳です。インパクトこそ、左肩の下に「右肩を潜り込ませる」ように軸回転で回して行くことが大事だと思います。右肩を軸回転すると「右肩が右足爪先の上を通る」感覚になります。これが私の一つのチェックポイントです。右足爪先の上を右肩が通過すると「軸回転が出来ている」と分かるので、毎回この方法でチェックしながらスイングをしていくと良いんじゃないかと思っています。インパクトまでは「この感覚」を目指してスイングすると良いかと。
6、インパクトで最大のパワー
軸回転と同時に腰を回し続けるのがスイングの「最重要なポイント」になります。この「下半身を止めない」と言うのはレッスンの最初から先生にずっと言われていたことですが、どうにも私には難しくて未だに出来ていません。こないだテレビで、年を取ると一度に「2つのこと」をするのが難しくなってくる、と言ってました。正に私のことです。インパクトで芯を捉えようと一生懸命になればなるほど、下半身を回し続けるのを忘れて動きが止まってしまいます。打つ瞬間に一瞬グッと力が入って止まるのは「大谷翔平もやっている」長距離バッターの特徴ですが、私の場合は「インパクトの前から」当てようとして力が抜け、その結果打ち終わった時に「腰がまだ正面を向いた状態」で上体だけ目標方向に流れるわけです。これじゃボテボテのショートゴロになりますねぇ、冴えないスイングで嫌になります。とにかく力の籠ったインパクトは「腰を入れて」振り切ること。ここに全精力を込めてスイングする練習を続けることが今回以降の最大の目標です。
7、頭を残して、クラブの行きたい方向にフォローを出す
軸回転で肩を回すには、頭を残さねばならないのは当然だと思います。頭がクラブと同じ方向に動いてしまっては「回転の支点が動く」事になり、インパクトが弱くなるだけじゃなく「方向も」ズレてしまいます。軸を保つことが「方向を良くする一番のコツ」でしょう。同時に、回転を止めない為には「右肩を目標方向に振り出す」のが大事なんじゃないかと思っています。なお、右肩を回す、にプラスして「左肩を引き上げる」とフォローがスムーズに出るようになりんじゃないかと考えていますので試してみようと思ってます。
以上です。
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要するに、スイングの基本は「軸回転を止めない」事に尽きるんじゃないか?ですね。今回はこれを意識して「思いっきり大きいスイング」を目指します。体を使うと言う事は「生活のリズムを良くする」事に繋がると分かったので、なおさらやる気が出て来ました。「85歳」までゴルフを続けるためにも、大きく体全体を使ったスイングに「挑戦です!」。
なお、シミュレーターの計測はスイングスピード35m/s、飛距離18
0ヤードを目指します。あくまで目標で実際はまだ130ヤードそこそこです。悲しい哉、これが真実なのですね、お恥ずかしい。
練習の結果は次回に・・・
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