明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

アマチュアゴルファーの夢

2017-03-04 21:30:00 | スポーツ・ゴルフ
アイアンショットでダウンブローに打つ、我々アマチュアにとって最高にカッコイイ技術である。だが中々出来ない、というか先ず出来ないのだ。レッスン書によっては今時のアイアンは、ダウンブローに打つ必要は無いと書いてあるがなんのその、アマチュアはどうしても打ちたいのである、何しろカッコイイ。だが私の知っている限り、周りにいるアマチュアでダウンブローをバシッと決めている人を見たことが無い。何故なんだろうと考えてみたら、ダウンブローはわかっているが「打ち方」を誤解していることがわかった。以下は、この前から取り組んでいるゴルフスイング改善計画の中身と実践結果のリポートである。どうせまた下らない理論の垂れ流しだろ?とお思いの貴兄は、早々と画面を閉じて他の面白いサイトへでも行っていただいて結構である。私は何も押し付けがましい自慢話をしたいわけではない。本当のダウンブローを会得したいという人が一人でも居て、わずかながらでも参考になればと思ってのことであるから、読みたい人がいたら読んでみてはどうだろうか。という、やや言い訳じみた説明ではあるが、始まりの言葉とさせて頂きたい。それでは本題に移る。

ダウンブローとはなにか

1 ゴルフスイングは球に当てなければならない。しかも正確に。例えば金槌で釘の頭を正確に叩く時は「肘を支点にして」その先の金槌までの距離を一定にして打っているはずである。前腕と手首と指は「金槌のヘッドが当たる場所」を変えられるような動きは「出来ない」。よって、いつも同じ所に金槌は「当たってしまう」。これはそのようにしか動かないのである、つまりゴルフスイングも同じではないか。
ここから私の考えだが、左肩の位置さえ一定ならば、そこからぶら下がっている左腕の長さの先にあるゴルフクラブのヘッドまでの距離は、「同じ位置に」戻ってくるはずである。

そこで第一に、左肩の「インパクトでの位置」を一定にすることが必要である。

2 次にインパクトの瞬間に、左肩は球より前になければならない。アイアンの場合はクラブの作りがそうなっているのであるから、当然である(勿論クラブによってまちまちだが)。ところが大概のアマチュアは「右に体重移動して云々」という間違ったセオリーに踊らされて、右にスエーし、戻りきらずに「球よりも後ろ」に左肩が来るミスを犯してしまうのだ。これでは永遠にスライスから抜け出せない。つまりインパクトの瞬間に左肩は「左」になければならない。

これでもうダウンブローを打つ準備は出来ている。

3 だがインパクトの瞬間に左肩が球より左にあったとしても、左肩が左に流れて「ヘッドが飛球線方向から右に」向いてしまったら、やはりスライスになってしまう。左肩を後ろに引いて(肩を回して)ヘッドを正確に飛球線方向に向けなくてはならない。だがそのためには、左腕は左胸に乗っかっていなくては、自然と飛球線方向を向く動きにはならない。調整して操作するようでは
、毎回一定の方向は作れないのだ。つまり、どうしても飛球線方向を向くように動きを固定するのである。

4 それから右手首を一気に伸ばし、返しながら球を包み込むように「左下へ押し込んで行く」ことでダウンブローが完成する。この時の右手の動きは「人差し指の付け根で、右上から左下へ一直線に内回りで」動いて行く。これを内旋と説明するインストラクターもいる。要は手首は内側に折るのではなく(内側に折るのは最悪である)、左手が外側に返るのを(これも折るのではなくひっくり返す)のを助けるように「左手の周りをぐるっと動かす」のだ。左手首は折るのではなく「捻る」のである。

これでダウンブローの基本原理は終了、後はスイングスピードを上げて行くだけである。頭を固定して肩を回し、左手を伸ばして距離を合わせ、インパクト時に右手を思いっきり左下に突き刺すように押し込めれば、その他のことは「成り行き任せ」で構わない。下半身を回すとか、体重移動とか、まったく考えなくて良いのだ。唯一、私が気をつけているのは「股関節にしっかり乗っかって尻を突き出し、球の真上近くに頭が来るように前のめりになる」ことである。この姿勢が、どうもスイングし易いように私は思う。これは人それぞれだろうが、体を自由に出来る姿勢が「前のめりの態勢だ」というだけだ。

ダウンブローを熱望している諸兄、是非とも一度試して見たらどうだろう。ちなみに私は上記に方法で「上手く行くような感触」を得ている。ただ距離がまだ出ない。リハビリ次第だが、4月までには、もう少し伸ばしたいと思っている。今週は女子ツアーも開幕戦が沖縄で開催されているようなので、応援しているアンパンマン=比嘉真美子が上位に来ればいいなぁと思っています。

それでは今年も素晴らしいゴルフライフを期待して、ゴルフ万歳!ダウンブロー万歳!








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