明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ショートショート(40)宮沢副大臣は潔い正直者か、それとも憎っくき裏切り者か?

2023-12-14 17:03:23 | ニュース

1、政治家の裁判はテレビ中継すべきじゃないの?

政治資金パーティー収入のキックバックが告発されて、永田町が上へ下への大騒ぎになっているらしい。自民党の屋台骨を揺るがしているこの問題に対して、こともあろうに渦中の宮沢副大臣が、記者団に正直に経緯を話したから火がついた。官房長官以下殆どの議員は「捜査中だから何も言えない」とお決まりのダンマリで逃げているが、これで説明責任は果たしているのか。大体が裁判で決着がついてからグダグダ説明しても「何の意味も無い」と思うけどねぇ。

そんな中、ついに岸田首相は「火の玉」となってと自身の決意の程を示して調査・解明を約束したが、私はこの言葉を聞いて瞬間的に「火だるま?」と聞き違えてしまった(頭悪いね)。

朝のラジオ「森本毅郎スタンバイ」でも同じ事を言ってたような気がしたので、日本全国でもそう思ったのだろう。何はともあれ安倍派の連中は、園遊会のパーティー問題と言い森友加計問題と言い、はたまた統一教会問題と言い、金の絡む事件を次々と起こしてはニュースを賑わしてきた「政治家の悪の温床」である。その自民党最大派閥の領袖「安倍元首相」が暗殺されたあたりから、何か政治の世界にも少しずつではあるが「変化の兆し」が見えてきたように思うのは私だけではない。さて、今度のスキャンダルは自民党にとって致命傷となるのかどうか。次の選挙で国民がどう判断するかが見物だろう。

「でも、野党がだらしないからなぁ・・・」などと言ってる人達は、いつまで経っても「自分の未来を他人に任せている無知蒙昧の民」のままですよ!。少しは自分の事を考えて、次の選挙にはマトモな政治家に投票しましょう!

そうそう、今回の検察の力の入れようは特筆物だと言う人もいるが、この際一気に「裁判もオープン」にして政治家も国民の前で正々堂々と意見陳述し、同時に「説明責任」も果たしてもらうと言うのはどうだろう。何も裁判だからと言って「隠す必要」はサラサラ無い。ことが政治資金収支報告書の記載逃れだから、これこそ「国民の重大関心事」であり、言わば国民が「原告」である。つまり我々は裁判で問題の政治家が「何と答えるか?」が知りたいのだ(パチパチパチ!)。そしてこう言う問題を「どういう理屈でどう裁くか?」を注視したいのである。これ、国民にとって「最高の教科書」ではないだろうか?(政治家は国民の公僕である!)

こういう時にこそ安くも無い聴取料金を払っている「NHKの存在理由」がある。是非「裁判の実況中継」をやってもらいたいねぇ、マジで!

すっとぼけたにやけ顔で「お答えは差し控えます」なんてイケしゃあしゃあと記者に答えていた松野官房長官は、いったいお白州でどんな顔して言い訳するんだろう、見てみたいじゃないですか。そう思いませんか、皆さん?

2、そろそろまた「正月のアレ」が近づいてきた

それは言わずと知れた、2日と3日に行われる「例の恒例行事」の箱根駅伝なのだぁ!(私は毎年欠かさず見ている)。

と言う訳で、今年も正月は元旦に相棒を見て、2日3日は駅伝の観戦と応援です。我が母校(と言っても愛着は全然無い)は歴代優勝回数ナンバーワンの中央大学なんですねぇ。これが中央学院と名前が似ていて、個人の感想ですが非常に不愉快なんです、すいません・・・。とにかく中大は今年は絶対優勝!と気合が入っているらしい。楽しみです。因みにこの話題では、同じく中大卒のSN氏とも例年大いに盛り上がります(彼は予選会も見に行った程のファンです)。

振り返れば2013年、89回大会で予選を突破出来ずに連続出場の記録を途絶えさせてしまったのは残念ですが(第2回から連続87回とのこと)、一昨年6位と好調を取り戻して去年は2位と準備は万端、優勝へのカウントダウンはもうそこまで来ている!、と言うことなんですねぇ、はい。

そこで私は、箱根駅伝にまつわる「駅伝あるある」を一つ取り上げたいと思います。

〇 中継地点での選手の倒れ込み

数年前だったか、ゴール地点の選手の倒れ込みを禁止する旨の通達が出た、とニュースで言っていたのを思い出す(正確ではない)。要するに倒れ込みは選手が「全力を出し切った」というアピールに過ぎなくて、倒れ込まない選手が全力を出していないと言うのは「観客の思い込み」だと言う事のようだ。そりゃそうだわな。昔アベベが、ぶっちぎりで優勝した東京マラソンでゴールの後、テレビの前で堂々と「ストレッチ体操」をしてたのを見て解説者以下陸上界のお偉方は皆、卒倒するくらいに驚いたという話が残っている。選手が最高のパフォーマンスを発揮して走っている時に、ゴールの後にアスファルトに倒れ込むのは見た目には如何にも「出し切った」感はあるけど実際は、「後5mや10m走る」事なんて造作も無いことじゃないだろうか。

選手はタスキを渡して「走る必要が無くなったから」走るのを止めるのであり、エネルギーが無くなったから倒れているのではないのである!

そこで私の提案だが、選手はタスキを渡した後さらに10m程走り、所定の位置に置かれた「倒れ込みようのマットレス」に身を投げ出してやっと「所定の区間を走った」事にルールを変更するのである。あくまでルールだかから「如何様にでも変更出来る」のだ。これで中継所で選手が倒れ込み、後から来た選手と接触してトラブルを起こすこともなく、無様な格好でスタッフに抱きかかえられて運ばれる姿も見る必要は無い。

〇走れずにぜーぜーいっている選手をコースから運び出すのに、必ず何人かで手足を持ち上げて運び出すのは何故なのか

これについても私は言いたいことがある。まず倒れ込む選手がアスファルトの上で「ぜーぜーはーはー」と息を切らして苦しんでいるのはしかたが無いとして、その選手を抱きかかえて運び出すスタッフは「どうして担架を使わないのか?」である。救急車でも急病人を運ぶのに必ず担架を使っていて、今の方法では「不自然な格好」で地面から無理やり浮かしているだけの苦しい姿勢に思えて仕方がない。むしろ選手にとってはちっとも呼吸が楽になっていないのじゃないだろうか。だったら担架で楽な姿勢で呼吸を整えさせながら運び出すとか、あるいは前項でも書いたが「所定のマットレスでゆっくり達成感を味わう」ほうが数段選手に優しい運営方法だと思うがどうだろう。

こんな事を考えながら毎年見ている私です。



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