明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

酒のツマミ話(2)いま旬なラジオ番組

2021-05-12 16:58:22 | 今日の話題

どうやら私のブログを読んで下さっている方は前回書いたシリアスなオリンピックとかの話はお好みじゃないようなので、これからはアクセス数を挙げるために「どっちかといえば、どうでもいい話」を書くことにしようかと思って方針変更してみた。今回はどうでもいい話、3つです。

1、アサヒの新ビールが旨い!
こないだちょっと目先を変えようと買ってみたアサヒのBEERYが、「めっちゃ美味しかった」ので取り上げてみた。アルコール度数0.5%ということで、売りは「微アルコール」というスッキリと爽やかな飲み味である。アルコール度数は低いが、中身はしっかりビール由来原料100%を使った「味にこだわった」製品ということで、味も香りも抜群に美味かった点はノンアルと違う点である。元々余り「酔っ払う」のは好きじゃなかったが、ノンアルコール飲料は「何となく薬臭い」気がしてどうも手にとって買おうとは思わなかったのである。ところが今回、味は本格的なのに微アルコールという触れ込みで「ほんのり」酔ったかな?、位の度数に抑えられており、私の希望にピッタリ合った「ドンピシャ商品」になった。昨日はまず350ml缶を1本飲んでみたが、もう1本飲んじゃおうかな?、と迷う位に美味かったのでご報告したい。アサヒ「BEERY」は今年一番の当たり、最高のビールだ!

2、お気に入りラジオ5選
コロナ禍で巣篭もりしている間にテレビからラジオ派になった私。目下、スマホで聞ける「radiko」お勧めの番組は、以下の5つである。

① 司馬遼太郎短編傑作選(TBS:土曜日)
大作家司馬遼太郎の作品の中から、特に面白い短編を選んで5回位に縮めて放送している長寿番組である。こないだは新選組沖田総司が、変則刀法の流派と対決する緊迫の1話で、聞いていてラジオとは思えないほどの中々のスリルがあった。ラジオで小説というのはテレビなどより数倍想像力を掻き立てられるわけで、普段SNSなどですぐ映像を見られるご時世に、言葉だけを頼りに「如何に臨場感を出すか」というテクニックの面でも、実に新鮮な感覚を呼び起こしてくれる。勿論内容がそれなりに面白くなくては意味がないが、そこは大作家司馬遼太郎である。一度聴いたら、面白くて病みつきになること請け合いだ。是非聴いてみて下さい。

② タブレット純・音楽の黄金時代(ラジオ日本:土曜日)
まさに今、懐かしい昭和の風物に人々の熱い視線が集まっている雰囲気だが、そんな中でマヒナスターズというバリバリ昭和の男性ボーカルグループのバス担当「タブレット純」氏による、これも「どっぷり、ムード歌謡の世界」をフィーチャーした音楽バラエティ番組が面白い。私はこの「タブレット純」氏のパーソナリティが抜群に気に入ってしまい、毎週ゴルフの練習に行く時は必ずワイヤレスイヤホンで聞いている。何よりトークが面白く、楽しく聴かせてくれて実に心が和む番組なのだ。2時間という長丁場だが全くそれを感じさせない話術は、ほんわかとした語り口とは裏腹に実に見事という他はない。超お勧めです。

③ 宮下草薙の15分(文化放送:金曜日)
第7世代のお笑い芸人だが、宮下の話芸が「しっかりと笑いツボを押さえている」ので、「15分」という短い時間だがリスナーの心を飽きさせず、さらには話の内容に「引き込まれる」ような構成の妙もあって、他のお笑い芸人の番組とは「雲泥の差」を感じる。他の連中が中身のない内輪の馬鹿笑いに終始しているのに比べ、宮下の話は「ドラマ的な要素のあるエピソードトーク・中身で笑わせる」というハイレベルなもので、これは彼の実力のなせる技だろう。私は布団に入って聴いているのだが、腹を抱えて笑うため「寝られない」というのが目下の悩みである。

④ 放送大学・西洋音楽史(放送大学:月曜日)
いままで見向きもしなかった放送大学だが、意外と面白いので聴くようになった。内容はレッキとした大学の授業だが、テーマによっては充分大人の興味の対象になりうる。前回は「帳簿から見た西洋500年の歴史(とかいうような題名だった気がする)」を拝聴した。今回は西洋音楽史をルネサンス以前から順々と解説してくれているが、話に合わせて音楽例も聞かせてくれるし、話の内容も「そうなのか!」と膝を打つところもあって、いくつになっても「勉強するということは楽しい」と改めて実感させられた。まだ数回聴いただけだが、「イギリス発祥の6度の旋律」がルネサンス音楽に影響を与えた、とか「教会の教え」がポリフォニーの作曲技法に影響を与えた、とか色々と面白い事実が盛りだくさんで、「大学の講義」を聴いている気分になれて気持ちも若返る。

⑤ ビートルズ de 英文法
これも放送大学だが、テーマはぐっとミーハー寄りに変えてある。しゃべりは本物の先生が2人で進めるが、ギターで生演奏する男性の「ギターの音」がプロフェッショナルな響きで感心した。内容は英語の文法を解説する普通の授業だが、例題を「ビートルズのヒット曲に取っている」のが如何にもリスナーの懐メロ好きをくすぐって「あざとい」企画である。まあ私もビートルズというのじゃなければ聴いてないわけだから見事に嵌められたと言うべきなんだけど、発音担当の女性講師が「イマイチ発音が良くない」のが玉に瑕であろう。ここはネイティブの、さらに言えば「オールディーズ好きのロック女子」かなんか登場させたらもっと良いのに、と思う。まあどうでもいいけど・・・。

以上でした。

3、夜中にホッとするテレビ
昨日の夜中にCSで放送していた「ブンデスリーガ・マンスリーセレクション」が、最近のテレビには珍しく「見ていてニヤニヤと和める番組」だったので報告したい。この番組で一番の見どころは「播戸竜二の爆笑トークや名波浩の鋭い解説」ではなく、番組進行役(MC)の「高柳愛実の愛くるしい笑顔」にあることは皆さん先刻ご承知のことだろう。内容はドイツのブンデスを深堀りするサッカー番組なのだが、MCの高柳が素人に毛が生えた程度の知識で、播戸竜二と名波浩のバリバリ日本代表の二人と、丁々発止と絡むのだから面白くないわけがない。高柳は一応、肩書はタレント・女優・キャスターなどとなっているが、何より「明るく品よく愛想よく」の三拍子揃ったところが気持ち良い。多分、いいとこのお嬢さんで「育ちが良い」のだろうというのが見て取れるが、今までの成長過程で何の悩みもストレスもなく「純粋培養された」かのごとき天真爛漫さが最大の魅力である。こういう良質な性格に加えて「中々の美形」だからもう、夜中のCSなどの番組に留めておくのはもったいない。と、ネットで情報を拾ってみたら、どうやらゴルフ関連の番組にも出ているようで楽しみが拡がった。ふと我に返ってじっくり考えれば、素材としては「それほど持ち上げるほどではない」みたいだがまあいいじゃないか、夜中のCS番組にしては最大のヒット作である。彼女、「王様のブランチ」にレポーターとして出演しているようだから、今度見てみようと思う。彼女の所属プロのオフィシャルページを見てみると、何と私と同じ「血液型B型」ではないか!、「やっぱりね〜」という感じである。料理・書道・乗馬・家庭菜園と多趣味なのはB型の特長だが、「おまけにゴルフが特技」だというから、ますます親近感を覚えて大変気に入った。ここは私も本腰を入れて応援しようと思う。是非皆さんも応援お願いしま〜す!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿