明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

酒のツマミ話(63)北海道じゃ、豚串焼を焼き鳥って言うらしい

2022-07-29 17:43:31 | 今日の話題

1、やきとり
こないだ「ケンミンショー」でたまたま見たが、北海道で焼き鳥っていうと「豚の串焼き」を言うそうだ。驚きである。勿論、北海道民は呼び方が間違っていることに気づいてはいたようだが、これを改めるという「常識」を持ち合わせていなかったために、いつまでも間違えたままにしているらしい。これは逆に恥ずかしいことではないかと思うが、当の北海道民は恬として恥じずに「こっちじゃそう呼んでいる」と開き直っているようだ。ここまでくると得々と解説している道民が「哀れ」に見えてくるのは致し方ないであろう。これは子供の時から刷り込まれている「思考停止」の典型である。つまり「焼き鳥」という言葉が「焼いた鶏肉」という単語と単語を組み合わせた論理的構成で成立するのではなく、まるで新しく開発した新商品の「ネーミング(例えば、「キノコの山」といったお菓子の名前)」であるかのように扱っている風に見える。だがお店の看板を見ると「焼き鳥」と書いてあるから、鳥と豚の区別はついているのではないか。もし我々がこの「焼き鳥」を見て「これ何ですか?」と尋ねたら、多分彼らは「豚肉です」と言うだろう。北海道民が鶏肉と豚肉の味の区別がつかないわけじゃない。食べれば豚肉の味がするのは百も承知である。なのに呼ぶときは「焼き鳥10本」と言うのである。しかも、一人として「正しく呼ぼうよ」とは言わないのである。奇怪だ。

私が思うに、北海道民は相当バカなんじゃないか?

これは多分、今更間違っていましたと訂正するのは「沽券に関わる」というような誤った自尊心から、直せないでいるのかも知れない。私はサッサと直した方がいいと思うけど、誰か言ってあげないと直らないかもよ(バカだから)。少なくとも大人には、次世代の子供たちだけには正しい言葉を教える義務がある、と私は思う。

子曰く「過ちては改むるに憚ること勿れ」である。

2、マイナポイントは誰のため?
マイナンバーカードというのは国民のためにあるのではないと思っている。マイナンバーカードの目的は、現在の戸籍情報を「自治体ベース・家制度の古い方式」から抜本的にデジタル化して、国の各種事務作業を統合し、作業の効率化を図り、個人情報の共有によって市民サービスの向上を目指す「政府の業務改革」である。今の政府組織は何をやるのでも「てんでんバラバラ」で、コロナの対策一つをとっても未だに「人海戦術」しか知らないので、時間も金も掛かってその割に成果が上がらない体質だ、と指摘されている。それを改善して種々のサービスを「直接国民に届けよう」というのが、マイナンバーカードの本来の目的である。だから国民が余り利便性を感じないからといって、無理にマイナンバーカードを普及させる必要は全然ない。既に戸籍には「マイナンバー」が割り振ってあるのだから、粛々と統合・一元管理を進めればいいのだ。

勿論、国民の側にも利便性の恩恵があるから、色々な事で効率化が図られて「 Win-Win 」の関係が出来ていると言える。例えば運転免許証や健康保険証やその他の個人情報をマイナンバーカードに統合して、番号を入力すれば「すべての情報が一発で分かる」ようにすれば我々にとっても便利である。だが実態は訳のわからないマイナポイントなどを付加して、「お金が貰えるからマイナンバーカードを作る」などという本末転倒な事態が起きているわけだ。本来は国の事務作業を「スリムにする」からやるのであって、国民が賛同する必要はないのである。そもそも普及に必死になる必要など「サラサラない」と言うわけだ。なぜ国はカードを作ると儲かる、などと吹聴するのか。奇怪である。

考えられるのは、政府はマイナンバーカードで我々国民に不利なことを「何か企んでいる」んじゃないだろうか?、という疑念である。そういう疑念を払拭するためにも、マイナポイントは今すぐ止めるべきであろう。むしろマイナンバーカードでこんなに事務の効率化が図られましたとか「改善の実例」を発表して、その分浮いた事務費用や人件費を「国民に還元する」とかでお金を配るのであれば、諸手を挙げて賛同するのだがどうだろうか。・・・自民党がそんな善政をやってくれるとは思えないが、期待しないで待つこととしよう。

3、空き巣被害にロボット活用
昔ロボコップという映画があって、続編も出るくらいヒットした。今の技術ならもっと廉価で作れると思うが、これを防犯に活用するのである。防犯カメラはいくら設置しても映像を撮るだけで、被害を防ぐことは出来ない。しかしこのロボットは、不審者撃退と警察通報・犯人逮捕までアシストするから、まるで「優秀な警備員」のように働いてくれる、と期待が膨らむと言うものである。

機能は以下の通り
① ロボットは店舗の敷地内を閉店中に巡回。怪しい人間を見つけたら「声かけと動画撮影」を開始する
② 相手の声を録音し、退去を促す(車のナンバーを撮影)
③ それでも侵入しようとしたら「警告音と侵入箇所のブロック」に入る
④ 不審者が攻撃してきた場合は「認識用のカラー液体を発射」して犯人にマーキング。同時に目が痛くなる成分で犯人を追い詰める
⑤ さらに警察に通報し、異常事態発生を契約者にも通知。
⑥ 対応の仕方に間違いがあったら、保険で処理する
⑦ 守備範囲はルンバの機能を参考にしてインプットしておく
⑧ 音声と映像は全部クラウドに保管、証拠として裁判にも使う
以上

まあ、私の完全な妄想だが、メリットは人間じゃないから何か不具合があった時「何分ロボットなもんで、すいません」という言い訳が通用する、ということ。これは大変なメリットである。色々問題があっても、すべてプログラムの不備で済ませられるから問題が大きくならず、お金で解決できる。これは謝罪会見などもしなくて済むので、気が楽なのだ。勿論、法的にも整備しておけば、何の問題もない。それにロボットは人間と違って「怪我」の心配がないから(壊れることはあっても)襲われても問題ないというのは最大のメリットである。とりわけロボットは恐怖を感じたりしないので、犯人側も対応には困るのではないか。そうこうしているうちに警察が来て、一件落着となるっていうわけである。めでたしめでたし。

問題は価格だが、リースという方法で解決できる。既に世間では「配膳ロボット」なども投入されていることを思えば、実際に企業などで配置されるのも時間の問題だと私は思う。値段だが、今のところは「150万」ってところで、どうでしょう?。無人の販売店から商品をくすねたり、自動販売機の釣銭やコインランドリーの両替機を壊したりと、空き巣狙いは後を絶たない世知辛いご時世。こういう不審者撃退ロボットを店員が退出した後に店内などに常駐させておくことで、被害を未然に防ぐことは十分可能だと思うけどね。なんか実現しそうな気がする・・・。


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