ウクライナが多くの犠牲者を出しながら、
ロシアの軍事侵攻を阻止している。
国民も色々な立場、考えがあり、
逃げるのも踏みとどまるのも自由。
しかし「命が大切だから降伏しよう」
だけでは、降伏後に法律が無視されて
大量殺りくされる可能性もある。
従って、一方では
「座して死を待つより、戦って死ぬ」
という価値観も現実に存在する。
軍事力ではロシアと比べて大きく異なる。
命を懸けて守るべきものがある場合には、
守れそうなら守る。
命の方が大事になれば戦いを止める。
突き詰めれば、
「命よりも大切なものがある」だけでもダメ。
「命が一番大切だ」だけでもダメ。
双方が混在しているのが真の姿だ。
自分の命より大切のものがある。
命を掛けてでも守りたいものがある。
家族や社会が守れないなら戦う。
大きな犠牲をもとに大切なものを守るのも
事実なので、多くの命が犠牲になり、
国家・社会が消失するのなら戦いを止めることも
必要な考え方だ。
指揮官は戦争状態にあれば、
国民の命を守るために何でもありで、
最後まで戦うと発言するのも当たり前。
善良で慈悲深い指揮官だけでは早晩
没落するだけだ。
要は軍事的決断には、他国との連帯と
これらの状態を把握して制御できる
精神状態であるかどうかだ。
「座して死を待つより、戦う」といった
勇ましくかっこいいものだけに
熱中してしまわないことだ。
バランスを維持するためには
悪魔とも手を結ぶ。
これが外交の基本である。
なによりも
ウクライナが大国ロシアと闘う姿を見せたことで、
NATO諸国がばらばらに進めていた天然ガス
対応では、一致団結した経済制裁という
「群れの形」を世界に示すようになった。
さらには世界企業がロシアから引き上げたり、
世界の人の心がロシアから離れてしまうという
新たな「群れの形」が生まれた。
権威主義は専制主義ともよばれ、
強権的な政治体制のもとで市民の権利を
制限して統治するやり方だ。現実には
権力が一人や一党に集中する独裁主義である
場合が多く、2019年時点では
民主主義国・地域は87、非民主主義国は92と
民主主義は少数派となっている。
特にコロナ禍では、人の動きを強権的に抑える
権威主義国のやり方が効果を発揮している。
また中国のように著しい経済成長をも実現する。
しかし今回、オリンピック期間中に発覚した
ドーピング問題や、プーチン大統領が行った
突然の、誰も予期できなかった
ウクライナへの侵攻は、
専制主義が潜在して抱え持つ暴挙として
民主主義国の同盟を一層強固なものに
していった。
ロシアの軍事侵攻を阻止している。
国民も色々な立場、考えがあり、
逃げるのも踏みとどまるのも自由。
しかし「命が大切だから降伏しよう」
だけでは、降伏後に法律が無視されて
大量殺りくされる可能性もある。
従って、一方では
「座して死を待つより、戦って死ぬ」
という価値観も現実に存在する。
軍事力ではロシアと比べて大きく異なる。
命を懸けて守るべきものがある場合には、
守れそうなら守る。
命の方が大事になれば戦いを止める。
突き詰めれば、
「命よりも大切なものがある」だけでもダメ。
「命が一番大切だ」だけでもダメ。
双方が混在しているのが真の姿だ。
自分の命より大切のものがある。
命を掛けてでも守りたいものがある。
家族や社会が守れないなら戦う。
大きな犠牲をもとに大切なものを守るのも
事実なので、多くの命が犠牲になり、
国家・社会が消失するのなら戦いを止めることも
必要な考え方だ。
指揮官は戦争状態にあれば、
国民の命を守るために何でもありで、
最後まで戦うと発言するのも当たり前。
善良で慈悲深い指揮官だけでは早晩
没落するだけだ。
要は軍事的決断には、他国との連帯と
これらの状態を把握して制御できる
精神状態であるかどうかだ。
「座して死を待つより、戦う」といった
勇ましくかっこいいものだけに
熱中してしまわないことだ。
バランスを維持するためには
悪魔とも手を結ぶ。
これが外交の基本である。
なによりも
ウクライナが大国ロシアと闘う姿を見せたことで、
NATO諸国がばらばらに進めていた天然ガス
対応では、一致団結した経済制裁という
「群れの形」を世界に示すようになった。
さらには世界企業がロシアから引き上げたり、
世界の人の心がロシアから離れてしまうという
新たな「群れの形」が生まれた。
権威主義は専制主義ともよばれ、
強権的な政治体制のもとで市民の権利を
制限して統治するやり方だ。現実には
権力が一人や一党に集中する独裁主義である
場合が多く、2019年時点では
民主主義国・地域は87、非民主主義国は92と
民主主義は少数派となっている。
特にコロナ禍では、人の動きを強権的に抑える
権威主義国のやり方が効果を発揮している。
また中国のように著しい経済成長をも実現する。
しかし今回、オリンピック期間中に発覚した
ドーピング問題や、プーチン大統領が行った
突然の、誰も予期できなかった
ウクライナへの侵攻は、
専制主義が潜在して抱え持つ暴挙として
民主主義国の同盟を一層強固なものに
していった。