カラーでリアルであらわに（あまりにお見事）

友達Ａ君とＴちゃんと
車で水族館へ向かっていた


途中寄り道

ひなびた町のお祭りみたいなゲームみたいな

おにぎりくらいの大きさのシュウマイをもらって食べてお腹やや満たされ状態



いよいよ水族館に向かう

ＡとＴは時間を気にしているよう

どうやら何かを予約しているらしい

水族館内のイベント？（イルカと握手とか）
それともレストラン？

お腹空いてないからレストラン行かなくてもいいなぁ


でも二人は、はっきり言わないけどそこに間に合わなければ！という雰囲気

ん？なんで？何かあるの？

運転するＡに聞いても答えてくれない
Ｔも黙ってしまった

何から聞いたらいいか分からないまま、とにかく疑問符とこちらの希望を、
考え考え丁寧に伝えたつもりだけど、答えはない

私の尋ね方がまずかったのかな


いつもそうだ 私は
とっさに言葉が出ないし、
ただ尋ねたいだけなのに怒っているように相手には聞こえる

今回は、論理的なＴの方に
順を追って質問していけばよかったと後から思う

いつも後から思う
もう遅い



私一人が先に着いた

とにかく中へ
どこで二人を待てばいいんだろ
突き当たりにいればいいだろう

突き当たりはレストラン
カラフルで、メニューがポップで、アミューズメント感満載


行き止まりの一番奥の席を見たら

『夏実 様』で予約されている

テーブルの上には
メニューと
書類

Ｔの手書きでびっしりと書かれた分厚い紙の束

『WAVE TALEの商品……』
『売り上げの何％を……』


これは……


Ａが着いて言った
「近い未来の戦略をね、」

二人は、作品を水族館で売るなど、
WAVE TALEを広く展開する計画を立ててくれていたのだった



という夢を見た。

二度寝の代償にしては重い感動作。

（ていうか寝てる場合じゃないだろ）