おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
わざケアを立ち上げたとき、仙台市太白区の訪問リハビリ従事者の数は10人にも満たなかったと思いますが、今は大分増えてきて、訪問リハビリというのがようやく一般的になってきたのかなあなんて思っています。
ただ、制度上、訪問リハビリというのは訪問リハビリステーションから訪問している場合をいうらしく
訪問看護からのリハビリは、看護師が行うリハビリをPTOTSTが代わりに行っている。らしいので、リハビリではないようです。
現状、訪問リハビリステーションの開設要件として「病院、診療所又は介護老人保健施設であること。」となっていますから、増えないんですよね。
訪問看護は法人であればよいので、どんどん増えるわけです。
しかも看護師だけでは収益が不安定なので、一定数リハ職を入れておくと収益が安定しますから、訪問看護ステーションとしてもリハ職は入れたいわけです。
また、訪問看護ステーションは医療保険も使えますから、介護保険対象外の方のリハビリ、例えば小児のリハだったり精神科リハだったりができるわけです。
訪問リハビリステーションの場合、リハビリ対象が介護保険に限られちゃいますから使い勝手が悪いんです。
ALSなど難病の方への訪問リハビリを考えると、訪問看護ステーションからのリハビリであれば医療保険に切り替わりますから区分支給限度額を気にしなくてもいいわけです。
訪問リハビリステーションからのリハビリであれば、介護保険ですから単位を食っちゃうわけですから、サービスの調整が必要になる場合があるんです。
ということで、使い勝手の良い訪問看護ステーションですから、訪問看護で働くリハ職はどんどん増えてきています。
そのような背景があるということを踏まえ、また明日明るい将来に向けてどう考えているか書いていきます。
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