今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

熊本レポート その4

2012-06-21 12:47:13 | イベント

本道シェフの『愛あるご飯』は見た目も美しい。



黄色と赤のパプリカには、豆と穀類を和えたモノが詰まっている。

中央の白い山は大豆のディップで、
そこに突き刺さっているのは、揚げたダシ昆布。

割った昆布にディップをつけて食す。

名付けて、ザ・パリパリ昆布。

ディップと昆布は、なんと巨大な鏡の上に盛り付けられている。

すぐにも食べたいけれど、まずは写真撮影。

考えることは、みな一緒だった



本道シェフの言葉で心に残ったのは、
野菜には障壁(国境)がないということ。

肉類は宗教上の理由で食べられない人もいるけれど、
野菜を食べられない人はいない。

誰でも食べることができ、
食べると健康でハッピーになる。

なるほど~~、だから『愛あるご飯』?

野菜メインのお食事なのに、
不思議な満腹感に満たされる。

お腹も心も満たされるって、こういう感じなのか。

そして充実のデザートは、全部で5種類。

全て植物性の材料から作ったそうな。



これは氷の器に盛られたあんみつ。

後方の茶色いのは、チョコレートケーキではなく、
あんみつに添えるアンコ。

でもただの餡ではなく、
ラム酒とレーズンが練りこんである、
けっこう大人でオシャレな味。

スイーツ担当は、湯島食堂のパティシエ、深澤大輝君。

ニューヨークやモナコで修行を積んで、
現在は本道シェフの片腕として活躍中。

28歳、独身。

ハグする時は、事務所の許可が必要。



kokoさんのライブも圧巻だった。

肺がんを患っていたとは思えない、
豊かな声量とのびのある力強い歌声。

彼女の歌は、明るくてパワフルなのに、
包み込むような優しさがある。

これはきっと、耳じゃなくて、心で聴く歌だ。






楽しい時間は、あっという間に過ぎる。

最後に、テトテトテ社長、熊本断捨会のマダムがご挨拶。



参加者全員に手を繋いでもらい、
このごきげんで幸せな気持ちを、
皆さんそれぞれがお家に持ち帰り、
そこで家族や友人に分けてあげてください…と締めくくる。

会場に集った約120名、
多分、その全員が、
とても暖かく、優しい気持ちに満たされていたと思う。

人に優しい空間、食、医療は、
かくも大きな幸福感をもたらすものなか。


熊本の旅で、私が得たものは、
言葉で表現するのがとても難しい。

心の内に刻んで、しっかり消化して、
できれば周囲の皆さまにシェアしていきたいと思う。


熊本レポートに、長らくお付き合いいただき、ありがとうございました。




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熊本レポート その3

2012-06-16 20:12:19 | イベント

幸せ気分で眠りにつくと、
翌朝の目覚めの清々しいこと!

降り注ぐ陽光、
小鳥のさえずり、
風に揺れる梢、
なにもかもが心地よい。

今日の会場も、熊本市の繁華街にあるビル。

だが、ただのビルではない。

板張りで、めちゃお洒落な入り口に、
階数表示が漢数字のエレベーターと、
やたらと雰囲気がある。

そして5階の扉が開いた時、
初夏の風が吹き込んできた。

何故かって?

それはね、そこが屋上だったから。

半分は建物で、半分はオープンスペース、
しかもビルの上だというのに、
ビオトープがある。

水生植物が生い茂り、
でっかいメダカが気持ちよさそうに泳いでいる。

ホタルの餌になるカワニナまでいるそうな。

すっご~~い、何、この場所!





この摩訶不思議な会場は、
セカンドサイトという飲食コンプレックス(複合施設)。

すごいな~~。

まさか屋上で睡蓮を鑑賞できようとは。




お客様がウェルカムドリンクを受け取ってお席につくと、
司会の女性が、開会を宣言。

断捨離ごきげんドラゴンと上昇ランチで運気アップ
いよいよ始まりま~す。」

ショートボブの彼女は、ローカルテレビのアナウンサー、
地元では有名人なのだそうだ。

続いて、主催のテトテトテ社長であり、
熊本断捨離会のトレーナー、通称マダムが、
やましたひでこさんにインタビュー。

断捨離を知らない人もいるので、
簡単な定義から始まったが、
やっぱりいつものひでこ節がさく裂する。

みなさんがトークに集中している間に、
キッチンスタッフは、本道佳子さんのお料理をセッティング。

本道シェフと言えば、
ムック本『キッチン断捨離』でお馴染みだが、
簡単にご紹介しておこう。



湯島天神の隣にある湯島食堂のオーナーシェフ。

テーマは、植物性でとびきりおいしく、命きらめく食。

『愛あるご飯』を一緒に食べれば、
世界は平和になる…という想いから、
国境なき料理団を設立。

オーガニック野菜を使い、
葉も皮も使い切ってゴミを出さない。

ディナータイムにはメニューがなく、
いらしたお客様にぴったりな料理を
シェフが考えて提供する。

崇高な理念を聞いていると、
めちゃめちゃストイックで厳しい人かと思ってしまうが、
ご本人は、とびきりお茶目で人懐っこい。

やましたさんも、湯島食堂がお気に入りで、
東京にいる時は、入り浸っているとか。

こんな魅力的なシェフが作る、『愛あるご飯』って、
どんなミラクルを引き起こすのだろう!

期待はどこまでも膨らんでいく。

つづく。


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熊本レポート その2

2012-06-10 23:25:55 | セミナー

熊本滞在2日目は、
やましたひでこさんの1dayベーシックセミナーの日。

よく晴れた日で、熊本城もくっきり見えた。



お城が見えると、
思わずカメラを構えちゃうあたり、
すっかり観光気分だな~~、私もやましたさんも

位置関係は分からないが、
多分熊本市の中心部、
かなり賑やかな繁華街にあるセミナー会場には、
約20名の受講生さんの姿があった。

やましたさんは、
今年いっぱいでベーシックセミナーから引退される。

残り少ないベーシック(お片づけ)セミナーを、
こんな少人数で受けられるなんて、
とっても贅沢なシチュエーションだ。

ベーシックの講座はもう10回近く参加したけれど、
何回聴いても、新たな気づきや発見がある。

セミナーも講師も、
そして講義を受ける私の状態も、
常に進化しているから、
毎回、毎回、こんなにワクワクするのだろう。

やましたさんの、とどまるところを知らないパワーに触発され、
こちらもエネルギー充填120%だ。

熊本に居るのに、
さっさと帰って断捨離したくなるんだから、
さすが…と言うか、なんと言うか。



最初の休憩に入る頃、
「あ~~、今日も絶好調」とか言いながら、
上着を脱いで、さらに白熱するやましたさん。

聴いている方も、知らずと熱くなる。

人数が少なかったので、
私も受講生さんのテーブルに座らせてもらった。

一緒にそれぞれの財布を検証したり、
ワークをしたりして、とても楽しかった。



主催は、熊本断捨離会のマダム。



福岡から、シャーリーさんも駆けつけた。

熊本と福岡って、
けっこう近くて、新幹線なら、たったの40分。

1時間圏内なら、地元…と呼んでもいいだろうか。

九州の断捨離が熱い…と言われるが、
コアな地域が隣接していて、
その相乗効果でさらに燃え上っているのかもしれない。

なんていうか…、断捨離の姉妹都市?…みたいな感じ。

単独で活動する金沢断捨離会としては、かなり羨ましい。



久々に直腸瘤のたとえも出た。

なんだか懐かしーー。


セミナーの昼食は、お弁当のことが多いが、
繁華街のど真ん中でもあるし、
外に出ましょう…ということで、
テーブルごとにランチに出かけた。

でも、ふと気が付くと、
ほとんど全員が同じカフェにいた…という微笑ましい場面もあった。


丸1日、やましたさんの講義を受けると、
頭と心はいっぱいなるが、
お腹はペコペコ。

…で、こんなオシャレな料理を囲んで、
お疲れ様会となる。



先ほどまでの凛とした講師の顔から、
リラックスした普段着の顔に戻ったやましたさんを囲み、
今度は女子会トークが盛り上がる。

女子…ったって、熟女ぞろいだから、
話題もそれなりに、人生の機微に富んでいる。

時間の経つのが惜しいと感じる、
とっても楽しい酒席だった。


ごきげん気分で断捨離庵に戻ると、
湯島食堂のパティシエ、深澤大輝君とマダムのご子息が、
明日の仕込みの真っ最中。

引き続きごきげんで美味しいイベントが私を待っている~~~。

幸せすぎて、こわいくらい



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熊本レポート その1

2012-06-03 10:12:53 | 日記

5月最後の週末、熊本へ行った。

金沢から熊本は、
サンダーバードと新幹線を乗り継いで、およそ6時間の旅。

なんだか、とてつもなく遠い感じがしていた。

実は子供の頃、九州に住んでいたことがある。

だから全く馴染みがないわけではないが、
ブラジルと同じくらいの感覚だった。

…それは、心の距離なんだよ…と言った人もいる。

確かにそうかも。

片道3時間以上の遠い所に行く許可を、
私は自分に出していたなかったから、
ブラジルなんて行けないわ…と思っていたのだろう。

そんな私の制限を一気に取っ払う、
ものすごく魅力的なイベントが熊本であった。

「断捨離ごきげんドラゴンと上昇ランチで運気アップ」

やましたひでこさんのトークと、
湯島食堂のシェフ、本道佳子さんの料理を同時に味わえる、
めちゃめちゃごきげん度の高い企画だ。



仕掛け人は、熊本断捨離会のトレーナー、
通称マダムこと、藤岡典代さん。

彼女は医療従事者で、
この企画は住まいと食と医療の大胆なコラボともいえる。

おまけにイベントの前日には、
やましたさんの1dayベーシックセミナーもある。

猛烈に行きたい!…と思った。

そしてその気持ちを口にした時、
反対するコトもヒトもいないことに気づいた。

制限をかけていたのは、他でもない私自身だった…と。

かくて、私の九州行は、ホイホイ実現の運びとなった。


余談だが、新大阪からの新幹線さくらは、とても快適だった。

4列座席で、シートは広くてふかふか、
在来線のグリーン車並の豪華さだ。

沿線の有名店とJR九州が共同開発した
オリジナルスイーツなんかも、車内販売しているし、
そのワゴンを押しているお姉さんたちの、
にこやかな笑顔がまた素敵。

座席までゴミの回収にも来てくれる。

とても気持ちの良い3時間だった。


泊めていただいたマダムのセカンドハウスは、
断捨離庵として知られる。

以前、断捨離の模様をTVで放映されたこともある。

お客様が多い藤岡家がゲストハウスにしている断捨離庵には、
敷地内に、なんとお地蔵さんがいらっしゃる。



そういえば、門の所には狛犬も…。

もしかして、ここって異空間?

いえいえ、とっても居心地のよい、素敵な家でした。



夜、皆さまがちょうど食卓を囲む頃に乱入し、
湯島食堂のイケメン・パティシエ、
深澤大輝さんの作った特製パスタを横取りしてしまった

「このもっちり感は、なにゆえ?」と聞くと、
蒸した玉ねぎが入っているからとのこと。

パスタに蒸し玉ねぎ…、なんかプロってすごい。


さらに夜更けて、本道シェフが合流。

初めまして…なのに、
ものすごく人懐こい方で、あっという間にお友達に。

ほろ酔い加減で、
一緒にグリーンピースの皮むきをしながら、
やましたさん、マダムと共に、延々とお喋り。

最初の晩から、ワクワクして、ウキウキして、
まるで中学生に戻ったかのようだった。

まだ何も始まってないけれど、
やっぱり来てよかった!…とすでに思っていた。

つづく


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本質は同じ

2012-05-24 10:37:20 | 金沢断捨離会

少し前の話になるが、
ゴールデンウィーク明けに、
断捨離入門レッスンの予定が、立て続けに2件入っていた。

お話する内容とテキストは同じだが、
この2件は、状況も雰囲気も全然違うであろうことが、
最初から分かっていた。

そして、そのどちらもが、
私には等しく重要に思えた。

それは立場が違う人たちであっても、
断捨離を知りたい・学びたい…と思っていることも、
人生をよりよくしたいと切望していることも、同じだから。

人生には様々なステージがある。

独身時代から、
結婚、出産、育児、子育てを経て、
また夫婦の生活に戻る。

ずっとシングルの人もいれば、
途中で退職したり、復職したり、
離婚したり、再婚したり、
生きていればいろいろなことがあり、
その時々で状況は、いかようにも変わる。

でもどんなステージにいようが、
学びたい人が学びたい時に、
断捨離と触れられる機会が手近にあれば…といつも思う。


1件目のレッスンは、
ハッピープロジェクトのユカコさんの企画。

彼女が主催してくれたレッスンはこれで3回目。

毎回、素敵な方たちが集まってくれる。

今回のみなさんは、熱心にメモをとり、
目をキラキラさせながら聴いてくださったが、
奥ゆかしい方が多かったからか、
あまり質問も出ず、講義はスイスイ進んで、
予定時間前に終了。

その後は、お茶を飲みながらの断捨離談義となった。

母娘でご参加の方もいらして、
最近、ダンシャベリ会で、母娘の問題が多く語られることもあり、
こうやって一緒にレッスンに参加してくださると、
断捨離をツールにして、相互の理解も深まるなぁ…などと思った。




そして2件目は、子ども連れ限定のレッスン。

企画をしてくれたのは、松任のEmikoさん。

間もなく2人目の出産を控えている若いお母さんが、
自己流で断捨離をしているが、
なかなかうまくいかず、
赤ちゃんが生まれる前に、
どうしても断捨離レッスンを受けたい…と熱望しているとのこと。

臨月で、2歳の幼児がいたとしたら、
たとえ断捨離セミナーがあったとしても、
参加するのは、大変なこと。

今は無理…と諦めてしまう人は多いのではないだろうか。

でも、これから小さな子供を育てていく若いお母さん達に、
断捨離というツールは、とても役に立つ。

Emikoさんと私の見解は一致していた。

小さなお子さんがいても気兼ねなく参加できる。

子どもたちと一緒の空間で。

…となれば、通常のレッスンとは異なってくる。

参加者の自宅に出向いて、
いつもの慣れた環境でやってみよう。

子どもが騒いだり、泣いたりしても、
参加者全員が子ども連れであれば、
お互い様…と思えるはず。

でも2歳児のパワーは怪獣並だ。

そんな中で果たしてレッスンは成立するのか。

…でも、何事もやってみなくちゃ、分からない。

Emikoさんのどこまでも明るい前向き思考に後押しされて、
子ども連れ断捨離レッスンは実現した。

結果、なんてことはなかった。


3組の親子が参加する予定だったが、
急病で1組が欠席。

若いお母さん2名と2歳児が2名。

「ママ~~」とお母さんの注意をひいたり、
膝に乗ってきたり、
ツンツンしてきたり、
話している時に、プクプクのお手々で、
「どうじょ」…とおせんべいを手渡してきたり、
いろいろあったが、全く平気だった。

子ども達は、いつもの部屋だし、
母親の姿が見えるので、不安になることもなく、
またお母さん達は、こういう状況に慣れているので、
リラックスした様子で、話を聞きながら、子どもの相手もしている。
(今更ながらだが、子育て中のお母さんって、
毎日、本当に頑張っているな、スゴイな…と思う。)


2件のレッスンは、全く違うものに見えるが、実は同じもの。

どちらも、住まいの片づけを通して、
思考と心を片づけ、よりごきげんになる、
断捨離という生き方のトレーニング法を学んでいる。


いろんなタイプの講座が求められているし、
また可能であるということが、
今回、私が学んだレッスン。


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