今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

熱すぎるダンシャベリ会

2012-05-03 19:07:45 | 金沢断捨離会

連休を目前に控えた金曜日。

新緑のダンシャベリ会1回目に集合したのは、
私を含めて6名。

場所は浅田屋高尾店、
国際ホテルの最上階にある和食屋さんだ。

ちょっと洋の雰囲気もある和室は、
一面全部が大きな窓で、
そこから街が一望できる。

桜は終わってしまったが、
ホテルの裏山は芽吹く緑が目に痛いほど。

お食事は彩り膳。



(筍の天ぷらが美味しゅうございました。)

初対面の方が2名いらっしゃったが、
ダンシャベリ会の不思議な魔力で、
あっという間にうち解けたのは、言うまでもない。

ダンシャベリ会では、毎回、自然とテーマが浮かび上がってくる。

それはモノの処分に関することとは限らない。

今回は、どう考えても、これだな。

ずばり「親子関係」

親と自分、自分と子供…。

子供としての自分と親としての自分、
両方の立場に身を置きながら、
自分の成育歴を振り返る。

ずっと昔、親にこんなことを言われた、
こんなことをされた…。

親に依存していた子供時代は、
さほど疑問に思わなかった。

だけど大人になった今は、それがオカシイ…と感じる。

考えれば考えるほど、何故?…が渦巻く。

私はなんで叱られたのか、
私はなんで叩かれたのか、
私はなんで罵られたのか?

そんなに私が悪い子だったのだろうか。

いや、違う。

そんな仕打ちを受けなければいけないほどの、
悪さや悪戯や反抗じゃない。

解消されない、親への何故と不満、そして怒り。

でも親と同じことはしたくない…と思いながら、
気が付くと、自分も子供に同じような接し方をしている。

なんというジレンマ!


子供が荒れたのは、母親の自分が至らないせい?

子供が浪人したのは、私が家を片づけられないせい?

不安に苛まれながら、自分を責める日々。


こんな重たい話が、彩り膳の上を飛び交う。

女のくせに、主婦のくせに、片づけもできない…と責めるのは、
他人ではなく、むしろ自分自身だということにも気づいていない。


ダンシャベリ会は、皆さんのお話を聞く場だと思っている。

だけど、口を挟まずにはいられなかった。

家が片づかないのは、貴方の能力が低いからじゃない。

ただ単に、貴方の持つ空間、時間、エネルギーに対して、
管理するモノの量が多すぎるだけ。

決して、貴方が劣っているからではない。

さらに言えば、子どもが荒れても、浪人しても、
よその子達と同じでなくても、
それは全く貴方のせいではない。

子どもの人生は子どものものであり、
たとえ母親であっても、肩代わりすることはできない。

ひとつひとつの試練は、
その子が成長するために与えられたにすぎず、
立ち向かって乗り越える大切な機会を、母親が奪ってはいけない。


私たちの親や祖父母の世代には、
戦争という、とてつもない試練があった。

食べていくだけで、精いっぱい。

生き延びるだけで、精いっぱい。

そんな時代に、子どもの心のケアが疎かになったからといって、
誰もそれを責めることはできない。

とても不運で苦労した世代なのだ。

だけど、その世代の『親は絶対的存在』という観念は、
子どもの尊厳を傷つけ、
心に深い傷を負わせた。

目には見えないけれど、とても深い傷だ。

それが親から子へ、子から孫へと連鎖していく。


だけどね、人の心の傷は癒やすこともできる。

その痛みにきちんと向き合って、
苦しい感情を受け止めなければいけないけれど、
その傷は癒える。

そしてこの負の想いは、
私たちの代で断ち切ることもできる。

愛する我が子に引き継ぐ必要はない。

簡単なことではないけれど、
日々、要・不要の判断トレーニングを積むダンシャリアンになら、
この観念が要るか要らないかを見極めることができるはず。

自分たちが、重たい鎖から解放されてごきげんに生きるため、
そして、大切な子ども達の幸せのためにも、
負の連鎖に、今、ここで終止符を打ちたい。


ご参加くださったMさんが、
プレジデントfamilyを持参してくれた。



実は彼女は、掲載された断捨離体験談を投稿したご本人。

子どもの習い事に関する紆余曲折を、
正直に綴っている。

周りの子ども達は、競うようにして習い事をしているが、
自分の子どもは「やりたくない」と言う。

本当にそれでいいのか…と最初は不安に思ったが、
やがて、その不安は、
いいママに見られたい自分の気持ちの表れだと気づく。

我が子は我が子と開き直ると、
張り合う気持ちも見栄も消え、
とても楽になったとか。

もちろんお子さん本人も。


かなり高度な断捨離だが、この話には続きがある。

Mさんの隣に座っていたNさん、
雑誌を見るなり、爆弾発言をする。

「実は今日、子どものスイミングの最後の日なんです。

プレジデントfamilyのこの記事を読んで、
やめさせる決心ができたので。

ダンシャベリ会の後に送っていきます。」


なんか鳥肌が立つようなシンクロだった。

記事を投稿したMさんの気づきが、Nさんの決断を促し、
その2人が今、並んで座って、断捨離について語っている。

こういう不思議なことが、日常的に起こるのが、
断捨離ワールドの摩訶不思議なところ。




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種をまく女

2012-04-25 23:06:54 | 金沢断捨離会


断捨離マラソン、スタートしました。

登録したのに、メルマガが届かない…という方、
もし迷惑メールに紛れ込んでいなければ、
コメント欄にて、アドレスとお名前をお知らせください。

コメントは承認制ですので、個人情報は公開されません。




断捨離では、“引き寄せ”という言葉を使わない。

引き寄せる…というよりは、流れ込んでくる。

入り口を狭くして、出口を大きく開ける。

つまり“断”と“捨”を繰り返すと、
水が淀んでヘドロが堆積したような住まいに、流れがよみがえる。

常に上流から下流へと、水が流れる状態。

つまり出口が大きく開いていれば開いているほど、
上流から、さまざまなモノが流れ込んでくる。

それは目に見えるモノだけに留まらず、
コトだったり、ヒトだったり。

そして自分の小さな頭で考えていることを遥かに上回る、
予想外に素敵なモノだったりする。


私の場合は、機会と出会いだった。


断捨離を知って、人生が変わった。

すごいツールだと思った。

ただのお片づけ術じゃない。

混乱しまくった住まいを整えることによって、
人生そのものを整えていく、すごいツール。

たくさんの人に知ってもらいたい。

そのひとつの方法として、ブログを書いてきた。

自分の記録として始めたことだが、
ブログでたくさんの人に伝えることができた。

自宅に居ながら、全国の人と繋がることができる。

メルマガを利用した断捨離マラソンの配信だって、
ネットがあるからこそ。

こんなことが可能になったのも、
ジョブスさんやゲイツさん、
その他大勢のネット開発に関わった方たちのおかげだ。


そして今、また新たな機会が訪れた。

今度はネットという媒体ではなく、
リアルの世界で伝えるという機会。

顔を合わせて、直接伝える、セミナーという機会。

ネットに比べれば、一度に繋がれる人数は少ない。

でも、実際に会って、相手の顔を見ながら、
反応に応じて内容を調整しつつ、伝えることの意義は大きい。

「全部捨てろ!」と言われるのか…と、警戒していた人が、
自分軸の話を理解して、笑顔になっていく。

緊張がほぐれて、自己開示が始まる。

「早く帰って、片づけたい!」…と言い出す。

ほんの2時間ほどの入門セミナーで、変化が起こる。


これって、けっこう感動的。

セミナーの醍醐味って、ここら辺にありそうだ。



2回目の入門セミナーは、金沢のデザイナーズ・マンションにて。

企画してくれたのは、ハッピープロジェクトのユカコさん、
ご参加くださったのは、お洒落で知的な女性8人。



断捨離の必要なんかあるんだろうか…と思うほど、
すっきり片づいたお宅だったけれど、
やはり自分軸から外れたモノがいろいろあるとのこと。

今の自分に相応しいか…を基準にすれば、
これまでとは違った見方ができるはず。

厳選の域まで達するといいな。


セミナーの後は、やる気も出て、頑張れると思うけれど、
ずっと継続はできないかも…という声も上がった。

でも大丈夫。

何事でも、イケイケの時もあれば、スローな時もある。

常にトップスピードで走っていなくては…なんて、
その思い込みこそ、手放したほうがいい。

必死じゃなく、気楽なほうが、長続きもしやすい。

慌てる必要も焦る必要もない。

だって断捨離は一生続くトレーニング。

少しずつ、コツコツ続けていければ、それでOK。

それに、できないかもしれない自分ではなく、
できるかもしれない自分に焦点を当てた方が、
絶対ごきげん度は高いから。


帰宅して、そのまま断捨離に取り掛かった方もいた。

あっという間に、衣類がごみ袋に4袋。

おまけに、商品券が9,000円分も出てきたとか。

早速の流れ込みかな?



断捨離の話を聞いて、実行するも、しないも、その人次第。

誰も強制はしない。

私はただ種をまいただけ。

いつ、どんな芽が出てくるかは、分からない。

でも分からないからこそ、面白い。

思いもしない所から、とんでもなく力強い芽が出て、
すっごく大きな花が咲くかもしれないから。


(自分が話しやすいように、テキストも工夫してみた)


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講師デビュー

2012-04-17 21:43:35 | 金沢断捨離会

友人であり、先輩ダンシャリアンでもあるユカコさん、

『女性が今ある幸せに感謝しながら、
ワンランク上の幸せを叶えるプロジェクト』、

その名もハッピープロジェクトを主宰している。

活動の一環として、断捨離入門講座を企画してくれた。

人望があり、広い人脈を持つ彼女の呼びかけで、
7人の女性が集まった。

年齢も断捨離に対する理解もテンションも様々の7人。

さあ、この方たちに、私は何を伝えられるのだろう。


Q&Aを入れて2時間の入門編なので、
断捨離の入り口を提示できればいいかな…。

断捨離って何?

誰がするの?

どうやってするの?

何を捨てるの?

捨てるとどうなるの?

捨てられない時は?

片づけと収納は、何が違うの?


できるだけ身近に感じてもらえるように、
やましたさんがよく使う例題や、
私の経験談を随所に散りばめて、話を進めた。

断ラボのひろし所長制作のビデオクリップを流したり、
一緒にお財布の中を検証してみたりもした。


終わってみれば、本当にあっという間。

私のデビュー戦は、心地よい疲労感とともに終了した。



初めての講義は、もちろんチャレンジではあったが、
私にとっては、もっと大きな意味を持つことがあった。

それは自分を信頼すること。

これまで何度もセミナーを受け、
やましたさんの話を聞き、
断捨離を実践することで、
私の中に蓄積されたものを、信頼すること。

今の私には断捨離の引き出しがいくつもあって、
相手や状況に応じて必要な情報を、取り出せると信じること。

だからテキストとアウトラインは準備したが、
実際に話す内容は、出たとこ勝負に任せた。

これは勇気が要る決断だった。

だって、もし頭が真っ白になったら、どうしよう…、
うまく話せなかったら、どうしよう…、
皆さんに満足してもらえなかったら、どうしよう…、

ある意味、思いっきり他人軸な恐怖に、
打ち勝たねばならないのだから。

これまでのパターンからいけば、
私は微に入り細に入り、万全の準備を整え、
リハーサルまでしたかもしれない。

だけど今回、どうしてもそんな気になれなかった。

自分を信じて、後は天に任せる…、
そんなスタンスでやってみたいと、強く思った。

講座は生き物だから、
その場その場で、空気が違う。

どんな空気なのかは、事前には分からない。

その時、相手の顔を見ながら、
自分の感性が選び出すことが、
きっとその場に一番適したこと。

そういう風に思えたこと、
そして実行できたことで、
またひとつハードルを越えられたように思う。

ダンシャリアンになる前の、自信のない自分からは、
想像もできない快挙だ。

私の記念すべき初講義を受けてくださった皆さん、
企画してくださったユカコさん、
本当にありがとう。


ひろし所長制作、必見のビデオクリップ → 

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新緑のダンシャベリ会

2012-04-16 22:24:16 | 金沢断捨離会

ダンシャベリ会in金沢の詳細が決まりました。

タイトルは…、どうしようかなぁ~~、

もうお花見でもないし、

かといってまだ初夏でもない。

木々の緑が芽吹く頃ということで、

新緑のダンシャベリ会でいきましょう!


1回目 (定員になりました。ありがとうございます。)

日時 : 4月27日(金) 12時30分~

場所 : 浅田屋 高尾店 (金沢国際ホテル8階)
      金沢市大額町ル8    

費用 : 彩り膳 1,850円(個室代込み)


2回目 (定員になりました。ありがとうございます。)

日時 : 5月10日(木)13時~

場所 : 梅の花 金沢店
      金沢市戸水1-101

費用 : 更紗ランチ 1,800円


全員のお話をゆっくり伺いたいので、
各回5名の定員とさせていただきます。

お申し込みは、verymomo☆yahoo.co.jpまで。
(☆を@に変換してくださいね。)


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さすがのダンシャベリ会

2012-03-17 09:59:56 | 金沢断捨離会

弥生のダンシャベリ会・第2弾、

話の花がいっぱい咲いた。

花もみじの2階に個室は1室だけ。

何度も湧き起る爆笑や歓声に、

1階にいたお客さんは、

いったいどんな団体やねん、真昼間から酔っぱらって…と、

眉をひそめていたかもしれない

でも、アルコールなんて一切入っていない。

ついつい話が熱して、テンションが上がってしまうだけ


やっぱりダンシャベリ会は個室に限る!


今回、ご参加いただいたのは6名。

うち初対面の方が3名もいらした。

いつも思うのだが、

全く知らない人の集まりに単身飛び込んでくるのは、

勇気がいることと思う。

だって主催者のことも、メンバーのことも、何も知らないのだから。


だけど、何度も言うようだけれど、

この点に関しては、本当に心配いらない。

これまでのセミナー、シェア会、ダンシャベリ会など、

いずれの集まりでも、

参加者同士は、すぐ打ち解ける。

そして、「親に申し訳なくて、嫁入りダンスを捨てられない!」とか、

「散らかっているので、せっかく仕事の依頼があっても喜べない」とか、

「確定申告用の領収証が、5年分も放置してある」とか、

親しい友人にもなかなか話さないようなことを、

さらっと躊躇いなく口にするのだ。


もちろん、

「全然、緊張しなかった。

早く参加したくて、仕方なかったから!」

…なんて、嬉しいことを仰る方もいらっしゃる。


この方は、セミナーに参加されたことはないが、

断捨離の通信講座を受講中。

通信講座の告知と同時のお申込みだったとかで、

受講ナンバーは1番か2番。


断捨離に強い興味を持って、意気揚々と学び始めたが、

だんだん寂しくなってきた。

理由は、周りに話をする人がいないからだ。

CDを聴き、断捨離について学び、

教わったことをいざ実践してみても、

いつも1人


こんなモノを処分した、

こんなモノで迷った、

これはどうしたらいいんだろう…、

捨てたら、けっこう辛かった…、

今日は頑張ったと思う、

…そんなことを話す相手がいない。


だから、話したかった、聞きたかった、

シェアしたかった、共感したかった、

ダンシャベリ会が待ち遠しかった…とのこと。


確かに、断捨離は、孤独な作業。

散らかった住まいの真ん中で、

たった一人、要る・要らないを延々と判断し続ける。

しかも捨てる罪悪感やモノに張り付いた執着等とも対峙するから、

とてもしんどいし、疲れる。


断捨離には、仲間が必要…と、前々から思っていたけれど、

この方のお話を聞いて、改めて痛感した。


2010年秋に受講された方は、

「私は1人じゃ、無理!」と断言。


結局は自分でやるしかない断捨離だけれど、

励ましあったり、悩みや迷いを分かち合う仲間がいれば、

すごく心強いはず。


そう、ダンシャベリ会は、ただランチするだけの場にあらず。

お腹もいっぱいにはなるが、

それ以上に、決意と勇気とモチベーションが充填される。


ちなみに、今回のテーマはスナフキン。

気になる方は、是非、次回のダンシャベリ会で!


参加されたふみさんのブログ記事

 




さて、私も一人じゃ無理!

…そんな貴方のために、金沢断捨離会がメルマガを始めます。

そして週に1度届く記事の中で、

断捨離マラソンを実施します。

毎週、提示される課題のアイテムや箇所を、

メルマガ読者の皆さんが、同時に断捨離します。

課題は誰でもできる簡単なこと。

それはとても小さな歩みかもしれません。

それでもコツコツ続けたら、

半年後には、どんな住まい、

どんな貴方になっているか、

イメージしてみてください。


よし!…と思ってくださった方、

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