今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

Danshari

2011-10-22 23:51:30 | 断捨離とは?

断捨離ビデオクリップに英語字幕がつきました。

Danshari(断捨離)

制作:日本断捨離研究所(ダンラボ)のひろし所長

翻訳:momo



期待は儚くも…

2011-09-27 11:26:53 | 断捨離とは?

夜、2階から下りてきたら、子供たちがテレビを観ていた。

そんなに食い入るように何を見ているのか…と画面に目をやると、


な、なんと国会中継?
ええええええっ~~~~~


お笑い番組とゲームにしか興味がないこの子達が、国会中継?


政治に関心を持つなんて、
子供だ子供だと思っていたけれど、いつの間にか成長したんだなぁ…


感激にむせびつつ、この瞬間を共有しようと、並んで座る。



…だけど、なんか、変。


政治家にしては、若くてハンサムすぎる男が熱弁を振るっている。



これって、国会中継………じゃ、ない!


映画SP・革命編で、テロリストが議場を占拠して演説する場面だ!






はい、はい、はい、子供に過剰な期待はするなってことですね。


ひでこ先生も仰ってたなぁ。

期待は最大の執着だ・・・って。


いいよ、いいよ、国会に興味なんてなくても。


高校生にもなって、新聞はテレビ欄しか読まず、
テスト前、受験前に、のん気にSPを観ていても、
脱ぎっ放し、置きっ放し、出しっ放し、点けっ放しが習性と化していても、
たった30分しか着ていないシャツを平気で洗濯に出しても、
ダンシャリアンの私への当てつけの如く、物欲に目がくらんでいても、
そのくせ買ったモノを大切に扱わず、ぽんと放ってあっても、
この母の愛情で、なんとか心を入れ替え、生まれ変わらせてやろうと思ってはいけない。

そういう躾は、幼い時にするべきだった。

ここまで大きくなった子供に、親があれこれ言うと反発を招くだけ。

高校生は不完全ではあるが、もうほとんど大人。

人を動かすことは、山を動かすことより難しい。

自分で変わりたい!…と思わない限り、きっと無理なのだ。


いちいち散らかさないでほしい…という私の希望は、やんわり伝えている。

しつこくならないようサジ加減を考えながら。


強制はできない。

無理強いはできない。

命令はできない。


我が子といえど、独立した人格だ。

相手を尊重しつつ、気持ちは伝える。

どう反応するかは、相手の自由だ。


私がダンシャリアンになる前に比べたら、格段に片づいている我が家。

掃く・拭く・磨くの掃除部分も、頻度はずっと高い。
(ルンバちゃんの功績も無視できないが)

その状態をどう感じているのだろうか。

雑然としていない、すっきり感がある、
なんかイライラしない、気持ちが落ち着く、
こっちの方が好き…と感じてくれる日がいつか来るとといいのだけれど。


あ…、食卓横の引き出しが、また開いたままになってる。

これは…子供たちではなく、もう50を超えた夫の仕業。

期待するまでもない。

こっちの躾は…、絶対無理!





住まいの断捨離を進めると、心の中も片づいて、
やがては他者への期待も手放せるようになるそうです。

(…私はまだなので、断言はできませんが

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初心に返る

2011-09-16 11:12:19 | 断捨離とは?

住まいをきれいにするには3つのステップがある。


まず片づけ。

床やテーブルの上に散乱する、諸々のモノを片づける。

片づける…、つまり片をつけるわけだが、
断捨離はここに当てはまる。

家中に溢れかえる膨大なモノ、ひとつひとつと向きあっって、
要るモノと要らないモノをより分ける。

ダンシャリアンの場合は、年季が入ってくると、この分別作業の基準がどんどん厳しくなる。


片づけの次は整頓。

要ると判断したモノ達を、あるべき場所に、あるべき形態で収める。

モノの定位置を決めるとか、収納を工夫するのはこの段階。


そして最後が、拭く・掃く・磨くのいわゆるお掃除。

普通の人は掃除と言うと、この3ステップ全部を一緒くたにしているが、
分けて考えないと混乱をきたすし、無駄にエネルギーを消費する。


「今日はお天気がいいから、掃除日和

…とやる気満々で取り掛かっても、
上記の3ステップを順番にこなしていかないと、住まいはきれいにならない。


掃除機をかけるには、まず床のモノを全部片づける。

洗濯物は洗濯機へ、子供のモノは子供部屋へ、
昨日の新聞はストッカーへ、捨てるモノは捨て、収納するモノは収納する。

ルンバのスイッチを入れるのは、一番最後だ。



最近、ステップ№3にかける時間が多くなっているように思う。

これは当然の結果。

断捨離が進みモノが少なくなれば、ステップ№1は飛躍的に楽に短時間で終わるから、
余剰の時間とエネルギーを、№2や№3に回せるようになる。


…だけど、ちょっと詰まっているような気がする。

停滞しているような…、淀んでいるような…、エネルギー漏れしているような…。

なんかイマイチごきげんじゃない感じ。


そりゃそうだ。

断捨離歴2年とはいえ、私の住まいには、まだまだまだまだまだまだ不要物が埋まっている。

目に見える場所や目立つ場所は、格段にすっきりしたけれど、
不要・不適・不快は随所に残っている。

捨てまくる日々が半年続き、
その後は一段落して、状態維持に力を入れてきたけれど、
だんだん第一弾で処分を免れたモノたちが、気になって仕方なくなってきた。

そろそろ第2ステージが始まってもいいかも。



私が断捨離を始めた頃、どこから手をつけていいかも分からず戸惑っていたら、
「どこからどう見てもゴミなモノを間引く所から始めなさい。」と、ひでこ先生にアドバイスされた。


どこからどう見てもゴミなモノ。


…いっぱいあったなぁ。(遠い目)

どうして後生大事にこんなモノを取ってあったんだろう…と自分でも笑っちゃうような品々。

それを片っ端からゴミ袋に詰めた。

毎週2回の燃えるゴミの日は、通常ゴミ+1~2袋、
月1回の埋立地行きゴミの日は、通常の3~5倍、
オークションも利用したし、リサイクルストアやブックオフにも行ったし、
フリマにも出店した。

あの時、選に漏れて残ったモノたちが、今はなぜか気に障る。

…それは、私の快・不快を感じるセンサーが、バージョンアップしたからに他ならない。

分別・分類を経て、厳選の段階に入るのかな。


…よし、では初心に返ってまたやるか、回収日ごとに、もう1袋方式。



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ジャブの攻撃

2011-07-26 10:47:06 | 断捨離とは?

言葉から受ける影響がパンチだとすると、
環境から受けるそれは、ジャブだ。

ジャブには一発KOの威力はないが、常に浴びているとやがては大きなダメージとなる。

散らかった環境にいる人は、
「おまえなんか、ゴミ置き場が相応しい存在だ。」・・・と
恐ろしく自己肯定感を損なう負のメッセージを、浴び続けていることになる。



このたとえは、もう何十回も聞いている。

そして、そう、そう、その通り!…と納得していた。



…頭では。




今更ながらではあるが、今日、犬の散歩をしながら、ふと見上げたお屋敷の前で、
いきなり、唐突に腑に落ちた。

実感した…と言ってもいいのかもしれない。


お屋敷の女主人は、長い付き合いの友人だ。

パートだが、高度な専門領域で仕事をし、子供たちをしっかり育て、
私より何倍も忙しいはずなのに、家の内外が、常にきちんと片づいている。

いつ訪ねても玄関は整然としているし、
駐車場やアプローチに落ち葉が溜まっていることも、外周に雑草がはびこっていることもない。

断捨離を薦める必要性を感じさせない、数少ない女性だ。


忙しい…ことは、片づけられない理由じゃない。

彼女を見ていると、そう思う。


子供たちは、2人とも文武両道で、とても優秀。

生活習慣もきちんとしていて、道で会ったら必ず挨拶をしてくれるし、
町内のお掃除にも参加する。

親がギャンギャン言わなくても、自ら進んで勉強するらしい。

誰もが我が子に望むような所作、礼儀、態度を身につけている。



自分の子供と比べることは、とうの昔にやめたけれど(もう比較にすらならない)、
一体、何がここまでの差を生み出したのかは、知りたいと思っていた。

DNA…と言ってしまえば、それまでだけれど。


でも今日、気づいたのは、このお屋敷の子供たちは
生まれてから高校生・大学生になるまでの間、環境からの攻撃を受けていない…ということ。


きちんと片づいた環境で育ってきたのだ。

赤ちゃんの時も、幼児の時も、小学生の時も、思春期も、そして大事な受験期も。



「ジャブとは、フックやストレートほどには腰を使わず、力をあまり入れずに放つパンチのこと。

ボクシングでは使用頻度が非常に高い攻撃であり、かつ最も重要視される基本テクニックの一つである。

腰の回転を使わず腕の瞬発力をもって放つため、相手に与えるダメージは比較的大きくない。

ジャブはダメージを与えることに主眼を置かず、
相手を牽制し間合いを計ることで試合をより有利にコントロールすることを目的としている。」
(ウィキペディアより抜粋)

 
動きもそれほど激しくはなく、その練習風景はまるで踊っているよう。

こんな感じだ。 → 

 

だが、いくら一発KOの威力はないといっても、攻撃は攻撃。

こんな攻撃を、生まれた時からずっと受けているとしたら、
それはどれだけ大きなダメージになるのだろうか。




なんか、涙が出そうになった。

子供たちに申し訳なくて…。


ジャブを浴び続けながら、よくぞここまで育ってくれた。

これは私の手柄ではなく、子供たちの生命力の成せる業だ。



ごめんね。



お母さんは、この夏、頑張るよ。

手遅れじゃないことを祈りつつ、ジャブの攻撃を受けない住まいを実現する。

それを最優先課題に据えて、取り組んでいく。





…だから、あんた達も、片づけるそばから、散らかすのはやめて~~~



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ひと手間が生む大きな差

2011-07-01 19:15:57 | 断捨離とは?

フリーで字幕翻訳をしている。

60分番組の場合、〆切はだいたい10~14日。

ハコ割りとかスポッティングとか面倒な作業もあるので、
時間はいつもギリギリだ。

仕事が入っている時は、1分1秒でも惜しい…と思ってしまう。

集中力が勝負なので、まだ疲れていない午前中はゴールデンタイムとなる。

3人分の弁当を作り、朝ごはんを食べさせ、全員が出かけ、犬の散歩が済んだら、
即パソコンの前に座りたい。


…が、人間とはややこしいもので、
字幕ソフトを開いた途端に、スイッチが入るわけではない。


なんと言うか…、ようするに…、ノラないのだ


言葉をつむぎだす職人仕事。

ノッている時は、映像とぴったりのセリフがぽんぽん飛び出してくるが、
つまらない、分かりにくい言葉しか浮かばない時もある。

いきおいペースもダウンする。

コーヒーを入れなおしたり、メールチェックをしたり、やたらと違うことがしたくなる。

せっかくの午前中を、半端な集中でウダウダ過ごし、
結局、作った字幕も使い物にならない。



でも、最近、ひとつ発見した。


仕事に取り掛かる前に、我が家のパワースポットを整えると、
翻訳作業の能率があがるということに。


パワースポットとは、もちろんキッチン。

弁当作りや朝食の残骸を放置せず、すべて洗って、シンクもざっと磨く。

生ゴミの袋は新しい物に取り替え、コンロ周りもひと拭き。

ついでに洗濯機も回しておく。

リビングの床を片づけて、ルンバのスイッチを入れる。


たったこれだけだ。


だが、これだけのことで、後の作業に大きな差が出る。


仕事部屋からキッチンは見えない。

だけど、…なんでこんな風に、能率があがるのだろう。




ひでこ先生も執筆に行き詰ると、
自宅の周りのドブ掃除をすると仰っていた。

詰まっている所をきれいにすると、
思考の詰まりも取れてサラサラ流れ出し、アイディアも浮かぶし、筆も進むのだとか。



不思議だ。

このメカニズムを科学的に解明できたら、ノーベル賞も夢ではないかも…。



なにかを始める前に、ひと手間かけて住まいを整える。

忙しい時になんで…と思うけれど、まさに急がば回れって感じ。

結局は、効率が上がって、片づけに費やした時間の元は十分に取れる。

きっと仕事だけじゃなく、中高生の試験勉強にも同じことが言えるんじゃないかな。


…そういえば、汚いな、我が家の子供部屋





時々、ルンバちゃんが仕事部屋の前までやってくる。

まるで「サボってないよ~~」と報告しているみたいで、かわいい。


シャラが満開。淡い白がなんとも清々しい。

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