札幌市のギター教室から!

札幌市でギター教室を開いている、Kギタースクールの辻林圭です。ギター&ウクレレを弾きたい方はぜひお越し下さい。

マリア・リンネマン

2006年02月01日 | おすすめCD・楽譜・ギタリスト他
今日あたらしくお一人入学しました。若い女性の方でいろんなジャンルの曲を弾きたいとのこと。(ドーゾ、お任せ下さい(^o^)丿。。。 )やる気十分で、物覚えもよろしく、体験レッスンでもかなり先まで進んだ。この方といい4重奏のメンバーといい、最近やる気のある真面目な生徒さんが増えてきたので、とてもうれしいです。こちらが指摘したことをちゃんと復習してきてくれるし。
従って、教室の中はいま、とても活気付いてます。みんな何処まで伸びるんだろう、とても楽しみなKです。

マリア・リンネマンはとても好きな女性ギター作曲家(演奏家)。初級・中級向けの技術的にはやさしい曲を書くが、そのメロディセンスは別格。シンプルで美しく透明感のある曲を書く。悲しい曲も多いが、どれもポピュラーで親しみやすいが、俗っぽくない。手垢で汚れていない、そんな曲が書ける貴重な作曲家です。リンネマンを聞いていると、難しいばかりが名曲ではない、というのがよくわかります。
こんな作曲家が何人もいたら、クラシック・ギター界も裾野がぐっと広がるんでし
ょうけど。でも日本のギター界はリンネマンのような作曲家をすぐにナメたがる傾向があるのは今も昔も変わらないね。

「恋人達の組曲」は哀しくも美しいメロディが満載の組曲。おすすめ。「伝説と風景」もいいですね。2重奏も楽しい。初級者でも十分弾ける「日本組曲」ニホンゴオンガク・・・と書かれているが、とても楽しめる組曲。「ラップランド組曲」もリンネマンらしさが美しい。透き通るような音楽。キレイ。そして「ジュリエット」は悲しい雰囲気ながら、本当に美しいリンネマンの名曲です。
もっともっと有名になり多く弾かれるべき作曲家です。初級中級のみなさん(もちろん上級者も)、リンネマンを弾きましょう!
コメント (2)
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