里地里山の1年 7月中旬の里山
7月20日東海・近畿・中国地方に梅雨明けの発表があった。
昨年より三日早く、平年より一日遅い。
近畿地方では、平年の最も暑い時期を上回る真夏の暑さになると注意を呼び掛けている。
里地では、
稲の中干がはじまっている
畑では夏野菜が最盛期を迎える
キュウリ、ナス、ピーマン、カボチャ、オクラ・・・
6月はアカジソがピークに
アカジソは梅干しの色付けにつかわれる。
アカジソの葉にはチアニンという紫紅色の色素を利用しています。
7月になるとそうめんの具や刺身に添えられるアオジソ
シソの香気は、しそ油という精油成分によるもので、細菌類の繁殖を抑える作用がある。
醤油の防腐剤として利用され、20gのシソ油で180Lのしょうゆを防腐することができるといわれている。
相模原市下原遺跡は縄文時代の遺跡。
土器からシソの果実が出土した。縄文時代からシソを土器にためていたことがわかる。
シソはもともとは日本列島にはなく、ヒマラヤやミャンマー、中国南部などが原産とされている。
2500年前にはすでに日本に伝わってきたのだ。
栽培が始まった記録は平安時代。朝廷の内膳所で栽培されていたとの記録がある。
平安時代の医学書である「本草和名」には、薬や漬物に用いられたということが記されている。
夏休の自由研究に使えるのがアカジソ
シソジュースの作り方はいろいろなホームページで紹介されている。
酸アルカリの事件で使えるのがこのジュース。
ジュースにはクエン酸できれいなピンク色に。これは酸性の場合
ショウリョウバッタもずいぶん大きく
まだ羽が生えそろっていない。
夏本番
アルカリ性は重曹を使う。緑色に変わるので面白いが、この場合は飲んではダメ
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