里地里山の1年 7月上旬の里地 小川と里地周辺で見つけた貴重種
夏の小川、雨が続いたせいで水量は豊富です。
よどみのところに生えていたのがヤマトミクリです。(環境省準絶滅危惧(NT)・兵庫県RDB Cランク種)
大和地方に多いことからこの名がつきました。
ミクリによく似ていますが、花序が枝分かれせず、1つの茎に果実が並んでつくので区別できます。
花期は5月から9月。
この場所のすぐ下流には水田がありましたが、現在では放棄地になっています。
ヤマトミクリのほかチダケサシもありました。
人が耕作していた名残の植物です。
チダケサシ(ユキノシタ科)
山野の湿ったところに生える多年生草本。
7から8月に高い花茎に薄紅色をした円錐形の花序がでます。
チダケサシ(乳茸刺)の名前はチチタケ(乳茸)というブナ科の森林に生えるキノコを花茎に刺して持ち帰ったことから名付けられたそうです 。花茎は固いです。
カキラン
花が柿の実の色しているところから名がついた。ササの間から柿色の花がみられた。
この場所にはまだササユリが残っていた。
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