タイトルを見たら、
しいたけ村小学校でプチ農家ライブを開催したのか??
と思う方が多いかもしれませんが・・・
「しいたけ村小学校」は
シイタケ栽培をしている農家さんの屋号です。
廃校になった小学校の校舎を使っているから
しいたけ村小学校と名付けたようです。
フォルツァ総曲輪の講座
「彩食健美な食卓」8期の第4回目。
今日はインナービューティについて。
座学の後のお楽しみが
農家さんの生の声を聴く「プチ農家ライブ」
しいたけ村小学校校長の岡本浩幸さんです。
写真ではよくわかりませんが
実物はかなりの長身でシュッとしてはります。
~~ しいたけの菌床 ~~
手前は、菌が材木チップにいっぱい広がって白くなっています。
真ん中は、まだ菌が広がっていないので茶色い・・・
右奥は菌がまんべんなくいきわたって、シイタケが出ている菌床
およそ二週間でシイタケが収穫できるそうです。
菌にストレスを与えることによって
自分の種を残そうとして早くシイタケがでてくるとか・・・
具体的には、呼吸できないようにしてやると
早く菌が菌床に広がっていくそうです。
質の良いシイタケを作るには温度管理が大切。
日中の温度は25℃、夜は12℃にすることで
健康な菌床になり、シイタケが生育しやすい環境が
できるそうです。
冬は、温度を上げるために暖房し、灯油代がかかる
夏は 温度を下げるためにクーラーをつけ、電気代がかかる
質の良い美味しいシイタケを作るために
生活者が想像できないような努力を毎日積み重ねて
いらっしゃるのでした。
菌床はどのぐらい使えるのですか?
およそ4か月ですが、しいたけ村小学校では
3か月で菌床を交換しています。
・・・ということは、6回収穫できるんですね
~~ シイタケの目利きの話 ~~
上 シイタケのカサに白いプツプツがあるのは麟皮(りんぴ)といい
呼吸するために必要なもの。
新鮮なシイタケの証拠だそうです。
下左 カサが開いた状態のシイタケちゃん
下右 カサが閉じたシイタケちゃんと比較。
閉じたシイタケちゃんのほうが若く新鮮だそうです。
ですが、調理方法によってはカサが開いたほうが
使いやすいことも多々ありますよね~
~~ 試食タイム ~~
シイタケのバターしょうゆ炒めで歓談。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが
肉厚なので身がべちゃべちゃにならず、
食べ応えのある一品となりました。
お土産に、シイタケのパックを30も用意してくださり
皆さん2パックずつ持って帰ることができました。
今日の晩御飯のおかずが決まったわ~
みなさん嬉しそうに帰宅の途につかれました。
年内にもう一度ゲストでお呼びします。
生きくらげについて熱く語っていただく予定です。
しいたけ村小学校の岡本さん、
楽しい時間となりました。
ありがとうございました