森絵都「永遠の出口」読みました。
主人公紀子の小学生時代から中学校でぐれて、高校生になり美大生になり中退してデザイン事務所で働き不倫、転職、寿退社、離婚、復職、デザイナー復帰するまでの物語。
私は特に小学校三年生から中学に入るまでの話が、読んでいて懐かしさのようなものを感じた。
教室のざわめきや友達とのおしゃべり、ちょっかいを出す男子や仲良しの子とのおそろいの鉛筆など。
消しゴムの甘いにおい、仲良しの女子だけで街へバスに乗って買い物に行くのも、当時はわくわくするような大冒険だった。
過去を振り返るのが後ろ向きであまり良くないことのように言われるけど、昔は良かったと愚痴るわけでなしにただ懐かしさにひたるのは気持ちがいいものだと思う。
子供だった私に会いに行ってつらかったこと悲しかったことを一緒に感じてやれたら、現実の私に戻ったときちょっとだけ過去を生き直した自分になっている気がする。
主人公紀子の小学生時代から中学校でぐれて、高校生になり美大生になり中退してデザイン事務所で働き不倫、転職、寿退社、離婚、復職、デザイナー復帰するまでの物語。
私は特に小学校三年生から中学に入るまでの話が、読んでいて懐かしさのようなものを感じた。
教室のざわめきや友達とのおしゃべり、ちょっかいを出す男子や仲良しの子とのおそろいの鉛筆など。
消しゴムの甘いにおい、仲良しの女子だけで街へバスに乗って買い物に行くのも、当時はわくわくするような大冒険だった。
過去を振り返るのが後ろ向きであまり良くないことのように言われるけど、昔は良かったと愚痴るわけでなしにただ懐かしさにひたるのは気持ちがいいものだと思う。
子供だった私に会いに行ってつらかったこと悲しかったことを一緒に感じてやれたら、現実の私に戻ったときちょっとだけ過去を生き直した自分になっている気がする。