楽天は31日、ギャビー・サンチェス内野手、ウィリー・モー・ペーニャ内野手、ライナー・クルーズ投手、アガスティン・ムリーロ内野手、アレハンドロ・セゴビア捕手と2016年シーズンの選手契約を行わず、退団が決まったと発表した。
サンチェスはメジャー通算61本塁打の実績を引っさげて今季から入団したが、楽天では打率2割2分6厘、7本塁打、18打点。オリックスから移籍したペーニャも打率2割6分8厘、17本塁打、40打点に終わった。
また、2年目のクルーズは、今季52試合に登板し、1勝3敗1セーブ20ホールド、防御率3.12の成績を残したが、退団が決まった。※引用しました!
中島美嘉が明日10月31日(土)放送のTBS「王様のブランチ」の「買い物の達人」コーナーに出演する。
「買い物の達人」は資金10万円を与えられたゲストが買い物をするレギュラーコーナーで、NGワードを1回言う度に5000円減額されるシステム。中島はプライベートでも通っている雑貨店やコスメショップを巡りながら、清水邦広との新婚生活について語ったり、ブランチリポーターの鈴木あきえにメイク術を伝授したりする。
TBS系「王様のブランチ」
2015年10月31日(土)9:30~14:00※引用しました!
俳優の鈴木亮平が10月31日(土)、都内で行われた主演作『俺物語!!』の初日舞台挨拶に登壇。少女マンガ原作に加えて、15歳の高校生役に「最初は不安もあった」と涙目でふり返り、ハロウィンにちなみ「次は小学生を演じたい。限界を試したいです」と笑いを誘った。
河原和音原作、アルコ作画の同名マンガを映画化。少女マンガながら、“どう見ても高校生に見えない超イカツイ顔面&屈強な肉体を持つ”剛田猛男が主人公の異色作で、鈴木さんはわずか1か月で約30キロも増量し、猛男を完コピ。周囲の心配をよそに「役づくりの努力も妥協せず、やるべきことをやった。先日人間ドックを受けて、すこぶる健康だと診断されました」と猛男顔負けの男っぷりを披露した。
舞台挨拶には鈴木さんをはじめ、永野芽郁(ヒロイン大和凜子役)、坂口健太郎(イケメン同級生の砂川誠役)、鈴木砂羽(猛男の母・剛田ゆり子役)、寺脇康文(猛男の父・剛田豊役)、河合勇人監督が出席した。
劇中には鈴木さんが、坂口さん相手にラップ越しに“キスの練習”をするシーンがあり、「お互い、歯を磨こうってことになって。マナーとして」(坂口さん)、「やっぱり、それがエチケットかなって」(鈴木さん)と胸キュントーク。一方、現在16歳の永野さんはトークの流れで、長渕剛ファンであることが判明! 鈴木さんは思わぬギャップに、驚きの表情だった。
舞台挨拶にはハロウィンにちなんで、鈴木さんが増量した分と同じ30キロの巨大かぼちゃが登場し、「これが自分の体についていたなんて…」と本人も目を白黒。最後に鈴木さんは「若くないし、絶世の美男子でもない…。果たして映画を見に来てくれる方がいるのか、不安だった」と撮影前の葛藤を告白。それだけに、多くのファンが駆けつけた客席を前に「今日、集まってくれてすごくうれしい! ありがとう! そして好きだあ!」と猛男ばりの雄叫びをあげていた。
『俺物語!!』は公開中。※引用しました!
役者の魅力が満喫できる作品は、1クールの中でもそう多くはない。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が指摘する。
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「涙なくして見られない」「出産を思い出して泣けた」「旦那に見せたい」「こんなに号泣したドラマは久しぶりです」
女性視聴者たちに絶賛されているドラマがある。
『コウノドリ』(TBS系金曜午後10時)。産科医になりたい、助産師になりたい、という声も続出しているとか。テレビドラマが社会に与える影響を、なめてはいけない。
『コウノドリ』でまず最初に、私の目を惹きつけたのは、主演・綾野剛の姿だ。この人の持つ、カメレオン的演技才覚。凄い領域に達している。
主人公の産婦人科医・鴻鳥(こうのとり)サクラの人柄は、一言でいえば「ほんわか」。色でいえば、白。温かく柔らかく包み込む、受容の人。「生まれてきたすべての赤ちゃんに“おめでとう”と言いたい」と願う、愛情深い産科医だ。綾野剛は、そんな産科医になりきっている。目つき、顔つき、口調、顔の輪郭すべてが。
それまで彼のイメージといえば? 映画『新宿スワン』のインパクトのせいか、危ない金髪スカウトマン。あるいは『最高の離婚』のダメ男……。とかくエッジの効いた、陰影のある、個性的でクセのある役のイメージが強かった。その容貌も、ヘビ顔とまで言われた。今回はその正反対。色でいえば、黒から白への変身ぶり。
役者というものはいつでも、「前とは違う自分を見せたい」と願っている。狙いもするし計算もしている。しかし、だからといって、まったく別人に見えるほど変わることはなかなか難しい。視聴者を説得できる役者は、そう多くない。
と、綾野剛の存在がまずはこのドラマのしっかりとした柱になっている。
加えて、ドラマの演出も見事だ。産科医療がそもそも繊細なテーマだということ自覚しつつ、丁寧に演出している。本物の新生児がしばしば画面に出てくることも、驚き。最初は、目を疑った。えっ、生まれたばかりの赤ちゃんじゃない? いったいどんな交渉をしたら出演してくれるの? 視聴者もたじろぐリアリティの追求。そのあたり制作陣の「本気度」が見てとれる。
加えて、ズラリと揃った役者たち。松岡茉優、吉田羊、星野源……それぞれに迫力があり個性を発揮している。
第2話は、平凡な家族に突然降り掛かった出来事。妊婦が事故にあい救急病棟に運ばれる。胎児を助けるのか、母親の命を優先するのか。夫は究極の選択を迫られ--どこにでもいそうな普通のサラリーマンお父さんをリアルに演じた小栗旬。救急病棟のベッドに横になる妻を前に、あたふたとたじろぎ、慟哭する。
演技が上手くてリアリティが高ければ高いほど、視聴者は逃げ場がなくなる。お腹の中の赤ちゃんか。それとも妻か。どちらかを選ぶなんて、見ていて辛い。辛すぎる。目をそむけたくなる。お酒を飲みながらのんびりとお茶の間で楽しむ娯楽では、もはやなくなってしまう。
これって、とんでもない皮肉なのだろうか? ドラマっていったい何? 『コウノドリ』と向き合って考えさせられた。
もしもこれが恋愛ドラマなら……主人公がどんなにひどい失恋をしても、もう一度恋をすればいいじゃない、と思える。でも、生死の問題はそうはいかない。ドラマの中で母親は死に、赤ん坊は生きる結果になった。医療をテーマにしたドラマの、リアリティとはどうあるべき……?
「綾野くんは見たいけれど、物語が辛すぎて」という何とも皮肉な結果を超えていくために、ドラマには一つの「仕掛け」が用意されている。
鴻鳥のもう一つの別の姿、天才ピアニスト・ベイビーだ。まるでベートーベンのように長髪のカツラをつけ髪の毛を振り乱し、ピアノを演奏する。鍵盤にすべての感情を叩きつけるかのように。
そんな『コウノドリ』は、まるで「カメレオン」綾野剛という役者のために用意されたようなドラマだ。カリカチュアされたピアニストになりきって、シビアさを振り払ったその先に、どんなドラマツルギーが現れてくるのだろう? 「見たいけれど見るのがつらい」という新しいテーマに挑戦する新しい医療ドラマなのかもしれない。※引用しました!
今季途中まで楽天の1軍打撃コーチを務めていた田代富雄氏が、巨人の2軍と3軍を巡回する「ファーム巡回打撃コーチ」に就任した。
先日、直接会談したという堤GMは「人間的にしっかりした方。技術だけじゃなく、野球選手じゃなくなったときに、社会人としてどうするかを指導できる方。人間教育ができる。ファームを任せて、十分な能力を発揮してくれる」と、その人柄にほれ込んだ。賭博問題という暗いニュースに直面している巨人。選手の教育、指導という意味でも、田代氏にかかる期待は大きいと言えそうだ。
2009年に横浜担当で1年間、2012年から楽天担当で3年間、田代富雄を取材してきた。「ぼくとつ」という言葉が似合う男。だが、私が語るよりも、周囲の人間の反応にその人柄が表れている。
巨人・村田修一は横浜在籍時代、田代氏がシーズン中に監督代行に就任すると「田代さんを男にしよう」とチームメートを集め決起集会を開いた。ソフトバンク・内川聖一に話を聞きに行くと、毎回のように「田代さん元気?」と確認された。元楽天・マギーは大リーグに復帰した際「田代サンに感謝している」と語ったという。
打撃コーチとしての指導方法は、まずそれぞれの選手の打撃を見る。その上で、強制、矯正はしない。「オレはこうだと思ってる」。自身の見解を伝え、あとは選手に任せる。自由と工夫を与え、実力をつけた田代門下生は多い。
義理と人情の男。個人的にも、食事に連れて行ってもらった。各地に“行きつけ”がある。「あそこの天ぷら屋の大将がよ、カウンターで丁寧に揚げてくれるんだよ。ああいう姿見ると、また行ってやりてえなと思うんだよ」。味よりも、お店の雰囲気や空気を大事にする人だ。ちなみに、天ぷらの味も最高だったが(笑)。
昨年、星野監督(当時)が辞任したことで、自身も辞表を書いた。決意は固かったが、最終的に「デーブを支えてやってくれ」という星野監督の言葉に翻った。「監督はオレを呼んでくれた人。親分が言うんだ。やることにしたよオレは」。その言葉を聞いて、うれしかったのを覚えている。
だが7月末に楽天を辞任した。8月、茅ケ崎に戻った田代さんに会いに行って、聞いた。「星野さんには何て言ったんですか?」。「電話したけどつながらなかったから、メールしたよ。『(星野)監督の言われたことができなくなったので、辞めさせていただきます』」。さまざまな思いはあれど、自分の決断に後悔はなかった。
シーズン中に辞めた人間が、すぐに他球団に、しかもこれまでゆかりのなかった巨人に入るというのは、田代富雄の人柄そのものだろうと思う。茅ケ崎でつぶやいていた。「またユニホーム着てえなあ」。すぐに訪れた、その機会。田代富雄の今後と、そして新たに出てくる門下生の活躍を期待している。※引用しました!